QLD、州北部に大規模な太陽光発電所建設計画

太陽光発電実験計画成功すれば独自に配電

 QLD州北部の町で世界初という太陽光発電所計画が進められており、これが成功すれば農村地域や過疎地の町が独自に電力を供給できるようになると期待されている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 この計画はクックタウンから70km南西にあたるレークランドで、世界最初となるのは、ソーラーパネルだけでなく、ソーラーパネルで発電した電力を大規模な数の蓄電池に蓄電することができるというもの。複数の町に供給するのに十分な電力を蓄電することが可能になっている。

 コナジー社は、レークランドに4250万ドルのプロジェクト進めており、ここではソーラーパネルの電力を蓄電池に蓄え、停電した場合に最高5時間電力を供給することができる。

 この地域は最寄りの商業規模の発電所から1,200km以上も離れており、この太陽光発電所は国内第二の最北端変電所に電気を送り、そこから地域の消費者に送配電する。

 「豪再生可能エネルギー局 (ARENA)」もこのプロジェクトに1,740万ドルを投資しており、大陸各地の遠隔地、過疎地の電力供給に役立てる技術を確立したいとしている。

 ARENAのカースティ・ガワンズ・プロジェクト・ゼネラル・マネージャは、「環境と経済性の双方からの要求のバランスを取るため、電力業界は、エネルギー・クライシスを予想しながら手探りで進んでいる。送配電網の周辺でこういうプロジェクトが行われれば、大規模なソーラーパネルと蓄電池を組み合わせ、送配電網をサポートするといった、様々な電力システム革新の機会が生まれると思う」と語っている。

 また、ガワンズ・ゼネラル・マネージャは、「遠隔地で起きる電圧低下は、発電所からの距離が長いために起きる現象だ。停電、電力断続、電力品質低下など様々な不都合が起きるが、太陽光発電所ができれば地域に安定した電力が供給できるようになる」と語っている。

 レークランドの太陽光発電所は2017年4月から運転を開始する。
■ソース
Experimental solar battery in Queensland’s Lakeland could lead other remote towns off the grid

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