インターネットをNBNに切り替えて失望や故障

通信オンブズマンに出された苦情が160%増

 労働党連邦政権時代に敷設が始められた全国ブロードバンド・ネットワーク(NBN)は、保守連合政権になってから大幅に仕様を縮小させて事業が続けられているが、ユーザーがインターネット・サービス・プロバイダーとの契約でNBNの光ファイバーを選んだはいいものの、従来の電話線を使ったADSL2+などと比べても速くないとか、よく通信が途切れるなどの不満が出ている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 電気通信産業オンブズマン(TIO)に出された苦情は、2016年度(2015年7月1日より2016年6月30日まで)には10,487件だったが、加入者の増加と共に苦情もうなぎ昇りに増え、2017年度には27,195件と160%の増加になった。NBN側は、「どんな苦情でも真剣に受け止めるが全加入者の1%に過ぎない」としている。

 オンブズマンのジュディ・ジョーンズ氏は、「NBNの敷設が広がり、ISPを通じてNBNを利用するユーザーが増えているから苦情の増加も予想していたが、2017年度後半の苦情件数増加率は契約増加率をはるかに上回っている。

 TIOの年次報告によると、2017年度のNBN敷設に伴ってインターネットも陸上電話回線も使えなくなった世帯が10000世帯近くも出ている。また、苦情の4,000件近くがNBNで契約したがデータ・スピードが遅い」としている。

 件数の多かった苦情には、「NBN新規インターネット接続が遅れている」が7,035件、「インターネット・サービスが使えない」が4,816件、「陸上電話回線が使いものにならない」が4,140件、「新規陸上電話回線敷設が遅れている」が3,936件、「インターネット・データ・スピードが遅い」が3,917件となっている。
■ソース
Not happy with the NBN? You’re not alone. The number of complaints has jumped 160pc

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