10月の失業率5.9%に低下

新雇用58,600人に増加

 連邦首相が支持率の低いトニー・アボット氏から自由党内では支持率は低いものの、労働党支持者からも支持の高かったマルコム・タンブル氏に移って国民の信頼感が高まっていることが報道された。それに合わせるように10月の失業率が5.9%と久しぶりに6%を割った。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 10月の失業率は9月の6.2%から0.3%低下しており、2014年4月以来最低の数字になった。労働市場観測者は新規雇用を15,000人の増加と見ていたが、実際には58,600人の雇用増になっており、そのうちフルタイムは40,000人、パートタイムで18,600人となっている。また、求職者も0.1%増えて65%になっている。また、過去1年間でほぼ20万人の雇用が新たに創出されたことになり、過去4年以上の間で最大の雇用増。

 ANZのエコノミスト、ジャスティン・ファボ氏は、「この数字は経済が驚くほどの強さを持っていることを示している。数字にはいくぶんか雑音も混じっているのだろうが、潜在的な雇用増大は何か月にもわたって強力に発達してきた。特に、これまで労働市場の弱まりをもろに受けていた15歳から24歳までの若年層で失業率改善
が見られる。あまり毎月の宝くじのような数字を深読みすることは避けたいものだが、現在の国内労働市場が十分力強いと結論することは難しいことではない。この数字だけでも来年2月までの政策金利引き下げは遠ざかっている」と語っている。

 州別で見ると、NSW州が9月の5.8%から5.5%に下がっており、VIC州は6.3%から5.6%と大きく下がっている。失業率がもっとも高いのはSA州で9月の7.7%から依然7.5%の高水準にある。また、QLD州は6.3%から6.2%とわずかな下がり方だった。しかし、鉱山が開発段階から操業段階に入ったWA州では失業利も6.1%から6.4%へと上がっており、TAS州も6%から6.5%へと上昇している。また、北部準州は4.5%、ACTは5.1%といずれも比較的平坦に推移している。また全労働者の総就労時間が1.2%上昇し、求職者人口も0.1%上昇している。
■ソース
Unemployment dives to 5.9 per cent in October as 58,600 new jobs created

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