QLD、妻殺し容疑切り替えに反対の声

ブリスベン市内で2000人が集会

 12月18日、妻殺しの謀殺罪容疑でQLD州の法廷から判決を言い渡されていた受刑者の控訴審で謀殺を故殺に切り替えたことに反対する市民約2000人がブリスベンで集会を開いた。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 ジェラード・バーデン=クレイ受刑者は、2012年に家庭内暴力の果てに妻のアリソンさんを意図を持って殺害したとして謀殺の容疑で起訴され、有罪判決を受けていた。同受刑者はこれを不服として控訴し、QLD州控訴裁判所は第一審の謀殺罪容疑による訴追を停止し、意図せず暴力の結果死なせた可能性を否定しきれないとして、故殺容疑に切り替えた。

 これを不服とした市民が、「家庭内暴力犯罪に厳罰」を要求したもので、蒸し暑いブリスベンのキング・ジョージ・スクエアに集まった厳罰要求支持者の多くがアリソンさんの好きだった黄色のシャツを着て参加した。

 グレン・ラザラス連邦無所属上院議員は、「法改定の時だ」と演説、また、2003年に通りがかりの男に誘拐殺害されたダニエル・モーカム君の父親で、子供が安全に暮らせる社会を呼びかけているブルースさんは、「司法制度がよく機能していると信頼するためには司法制度も時代に合わせて変わらなければならない。政治家、立法家達がこの集会を見て、家庭内暴力に対してより厳しい罰則で臨むようになることを期待する」と発言した。また、州検察庁が控訴することを期待するとしている。

 アリソンさんの友人で、この集会を主催したニコール・モリソンさんは、「QLD州民は司法制度に失望している」と語っている。
■ソース
Allison Baden-Clay: Thousands rally in Brisbane against downgrading of husband’s murder conviction

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