ATM吹き飛ばした2人組に弁償命令

懲役刑の被告人2人は無一文ながら

 2014年、WA州の町ワルーナで銀行のATMを爆破し、現金を奪いながらも翌日には奪った金をそっくりそのままにして警察に逮捕され、起訴されていた2人組に懲役の実刑判決が下された上に、ATMや建物の損害30万ドル近い額を弁償するよう判事の命令が下された。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 被告人はイアン・ダニエル・アーサー・グレイ(40)とジャスティン・デビーソン(35)の2人で、2014年5月にワルーナの町のベンディゴ銀行ATMに石油と可燃性ガスを流し込み、ATMの機械内部で爆発させた。続いて、盗んだ車で銀行のガラス扉に突っ込み、内部からATMの現金箱を盗み出し、車で逃亡した後、空き地で逃走車に放火して証拠を隠滅したとされていた。しかし、警察は、1日もせずに現場北方のセイフティ・ベイで2人を逮捕、盗まれた金もほとんどが回収された。

 この事件の裁判でリンディ・ジェンキンズ州最高裁判事は、2被告人に、盗まれた現金のうちの未回収額とATM、銀行建物の修理総額の合わせて$126,000を弁償するよう命じた。

 グレイ被告人は、ワルーナの事件の5か月前にもバイフォードのベンディゴ銀行でATM爆破事件を起こしており、その時は現金を奪うことは失敗しているが、建物に火が燃え移っており、ATMとともにかなりの被害をもたらしている。

 グレイは2件の犯罪で7年8か月、デビーソンはワルーナの犯罪で4年半の判決を受けた。また、グレイにはバイフォードでの事件について$277,000の弁償も命じられた。

 弁償命令について、ジェンキンズ判事は、「2人には資産もなく、弁償できるあてはないが、将来、万一にも2人が大金をつかんだ場合に備えてこのような判決を下したと説明している。
■ソース
Men who blew up ATM in Waroona jailed, ordered to pay for repairs

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