鶏卵業者、100万ドルを超える罰金・裁判費用

「フリー・レンジ(平飼い)」のニセ表示で販売

 国内最大手鶏卵生産業者の一つが、「フリー・レンジ(平飼い)」の定義を満たさない養鶏場の鶏卵を「フリー・レンジ」と偽って表示、販売していたとして罰金、裁判費用など合わせて100万ドルを超える支払い命令を受けた。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 巨額の支払いを命じられたWA州のスノーデール・ホールディングズ社の養鶏場では、鶏が自由に歩き回ることができない養鶏場の鶏卵に「フリー・レンジ鶏卵」の表示をしたと判決され、罰金75万ドル、裁判費用30万ドルの支払いを命じられた。ヒューメーン・ソサエティ・インターナショナルは、「国内のこの種の違反の罰金としては過去最高額」と語っている。

 豪競争消費者委員会(ACCC)は、鶏卵の表示に反して鶏が歩き回ることもできず、鶏舎を自由に出入りすることもできないという証拠を得た後、同社に対して法的措置を取った。

 これに対してスノーデール社は、違法行為はしていないとして争っていたが、2016年5月には連邦裁がACCCの主張を認めた。

 ヒューメーン・ソサエティでは、「被告企業はフリー・レンジでもない鶏卵にフリー・レンジ並みの価格を付けていた。公正な裁きが行われたこと、スノーデール・ホールディングズ社が虚偽に対する制裁を受けたことに消費者は感謝していい」と語っている。

 同社は、キャラブーダとスワン・バレーの養鶏場の鶏卵を、Swan Valley Egg Farm、Swan Valley Egg Co、Carabooda Lovingly Hand Packedフリー・レンジ鶏卵、Ellahフリー・レンジ鶏卵、Wannerooフリー・レンジ鶏卵、Mega Free Range Eggsなどのブランドでスーパー・マーケットなどに卸していた。

 同社はすでにキャラブーダとスワン・バレーの養鶏場を廃止している。
■ソース
Egg producer Snowdale Holdings docked more than $1m after false free-range claims

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