バリナでサーファー、サメに襲われる

ボードのフィンと太ももを噛まれる

 11月10日夕刻、NSW州北部海岸地域のバリナでサーフィンをしていた男性がサメに襲われ、ボードとフィン、太ももを噛まれた。男性は自力で岸に戻り、ゴールド・コースト病院に空輸され、現在は人工昏睡状態になっている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 同日午後6時30分頃、ライトハウス・ビーチでサーフィンをしていたサム・モーガンさん(20)がオオメジロザメに襲われたもので、今年に入ってサメに襲われた事故は14人目。そのため、地元では州政府を無策として批判する声が高まっていた。11日には、NSW州政府のニール・ブレア第一次産業相が、「サメの襲撃が多い州北部海岸のビーチに「エコバリア」を設置する」と発表した。

 これまでにも州政府などが加わって、もっとも効果的なサメよけの研究が進められてきたがまだ決定的な対策が突き止められていない。レノックス・ヘッド=バリナ・サーフィン・クラブが政府の動きが遅いとして批判しているが、ブレア大臣は、「今夏は、最新のネットをライトハウス・ビーチに設置する。11月9日にも会議があり、実用化できるエコ=バリアの種類と設置場所について話し合った」と語っている。

 設置される予定のナイロン製エコバリアは、海底から水面まで、また両脇は波打ち際まで囲い、海水浴客とサメを完全に分離できるが従来のネットのようにサメその他の海洋生物をネットに引っかけることがない。また、州政府は1600万ドルを計上した総合サメ被害防止5カ年計画でさまざまなサメ検知・サメよけ対策の試験海浜を検討してきた。対策としては有人・無人飛行機を使った空からの監視、ネット、スマート・ドラム・ライン、タグ付けプログラム、ソナー、4Gブイなどが挙がっている。

 また、WA州でのエコバリア試験実施では、適度な目の大きさのネットを使うことでサメを遠ざけながら、他の海洋生物がネットにかかることを防げるとの報告もある。
■ソース
Ballina shark attack: Surfer in induced coma; Government confirms shark ‘eco-barriers’ to be installed at Ballina’s Lighthouse Beach

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