中東からの航空機は電子機器の客室持込み禁止

アメリカ、イギリスの措置で豪からの乗り継ぎにも影響

 アメリカとイギリスは、中東からの航空機では、ラップトップ、タブレットなどの電子機器の客室内持ち込みを禁止する措置を発表した。

 現在は、中東とアメリカ、イギリスの間の路線だけだが、オーストラリアからドバイなどで乗り継ぎしてロンドンに向かう場合、オーストラリア・ドバイ間で客室内に持ち込んだ電子機器がドバイ・ロンドン間で客室内に持ち込めなくなるという事態が起きる可能性がある。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 電子機器に爆発物が仕掛けられている場合、客室内で爆発するよりも貨物室で爆発する方が安全なのかどうかについて、Australian Strategic Policy Instituteの国境警備問題部長、ジョン・コイン博士は、「バランスの問題だ。リスクを最小限にするということになるが、民間航空安全局(CASA)では、電子機器がすべて貨物室に収納されることになると火災発生の危険が高くなる。しかし、爆発が起きるなら客室より貨物室の方が安全ということになる。

 微妙なのは、「シドニーやメルボルンでドバイに飛び、そこからイギリス行きに乗り換えるという場合だが、預け入れ荷物がシドニーやメルボルンから自動的にイギリスまで運ばれる場合にはシドニーやメルボルンで乗る時に電子機器を預け入れしておかなければならなくなる可能性がある」と述べている。

 さらにコイン博士は、「オーストラリアは現在は大勢についており、電子機器の客室内持ち込みを決めていないが、状況により直ちに変化する可能性もある。その状況はASIOのような防諜機関や政府が監視していく」と述べている。

 コイン博士は、そのことも念頭に置き、世界の大手空港で新しい検査装置が導入されるだろうと予想しており、オーストラリアでも英米同様の措置が取られる可能性もあるとしている。
■ソース
Laptop ban: Does moving electronics from a plane’s cabin to the hold decrease the risk of an explosion?

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