飛行機乗客、暴れる男を取り押さえる

ブリスベン行き便がシンガポールに戻る

 10月4日、シンガポールからブリスベンに向かったエティハド航空の旅客機でオーストラリア人乗客が騒ぎ始めたため、他の乗客がこの男を取り押さえる一方で同機はシンガポール空港に引き返した。この騒ぎで男は座席一つを壊した他、取り押さえようとした男性乗客の腕にかみつき、ケガをさせた。

 エティハド航空470便はシンガポール空港に引き返し、男は飛行機からシンガポール警察に引き渡された。また、同便は再度ブリスベンに向けて出発し、無事ブリスベンに到着している。

 同便に乗り合わせた目撃者は、「30代前半の男はシンガポール空港で搭乗前から挙動が異常だった。酒か麻薬によっているような感じで2組のカップルにからんでいた。搭乗前に空港職員が男を引き留めていた。搭乗が済んで初めの40分間程度は何ごともなかった。しかし、突然、男は前の座席の背もたれに取り付けられているTVスクリーンを引きはがし、他の乗客や客室乗務員に暴力を振るい始めた。男が男性客室乗務員に殴りかかったため、何人かの男性乗客が男を押さえ付け、動かないようにした」と騒ぎについて語っている。

 男は男性乗客の一人、ロブ・メタイチさんの腕にかみついた。メタイチさんは、「押さえ付けた時に腕をかまれた。今日は私の誕生日なのだがとんだ誕生日になってしまった。男は薬物か何かで酔っている様子だった」と語っている。

 他の乗客は、男が、「飛行機が乗っ取られる」とか「爆弾が仕掛けられている」などと口走り、宗教的な言葉も口走っていたという。

 エティハド航空は他の乗客に謝罪する声明を発表した。しかし、民間航空パイロット経験者は、「シンガポール空港で男の挙動不審がすでに察知されており、職員が男を引き留めるなどしていたのになぜ男を飛行機に乗せたのか。乗せるべきではなかった」と搭乗ゲート職員の措置に不審を語っている。(NP)

http://www.abc.net.au/news/2014-10-04/passengers-restrain-man-on-etihad-flight-to-brisbane/5790568

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