QLD、浸水した道路突っ切り5人死亡

NSWでは6歳男児海に流され死亡

 週末、QLD州東南部とNSW州東北部では暴風雨が荒れ、QLD州では浸水した橋を渡ろうとした車が洪水に流され、乗っていた5人が死亡している。また、NSW州バリナでは6歳の男児が洪水にさらわれて海に流され、死亡している。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 5月1日午後、低気圧はQLD州東南部海岸地域からNSW州東北部に移動し、QLD州では午後3時から8時までに緊急電話トリプル・ゼロ(000)に4,000件の救援要請電話があった。救助隊が洪水から58人を救出したが、ブリスベンの北方、カブールチュアでは24時間足らずの間に雨量360mmを記録した。そのため各所で局地的洪水が発生、ビアバラム・ロードを走っていた車が水のあふれたキング・ジョン・クリークに架かる橋を突っ切ろうとして濁流に引きずられ、深みに沈む事故が2度起きており、5人が死亡した。

 リー・ジェフリーズ警部の発表によると、1台目には74歳と39歳の女性2人、5歳の男児が乗っており、3人は車から逃れられず死亡した。2台目の事故では49歳の運転者が死亡、21歳の女性と16歳の少年が脱出に成功したが、下流の鉄道橋の下に呑み込まれ、反対側に流されてようやく鉄橋にしがみついて助かっている。男性は100m下流で遺体となって発見された。

 また、午後8時頃、バーペンガリー近くのモレイフィールド・ロードでも走行中の車が橋の上から洪水に流され、75歳の男性が死亡している。同乗の妻は木にしがみついていたところを救助隊に助けられた。

 ジェフリーズ警部は、「残念なことにまたもや、洪水を突っ切る危険を繰り返し呼びかけなければならない結果になった。これほど悲劇的なことがあるだろうか」と語った。警察や消防救援局は暴風雨の度に、「歩行者は洪水に近寄らないこと。車は浸水した道路を突っ切ろうとしないこと」と呼びかけているが、今回の暴風雨でも死亡事故の他に、洪水を突っ切ろうとしてエンストし、助け出された事故や、突っ切った後で待ち受けた警察官に交通切符を切られるドライバーの姿も報道された。

 アナスタシア・パラシェイQLD州首相、トニー・アボット連邦首相も、犠牲者の遺族に哀悼の意を表した。
■ソース
Queensland weather: Five people killed after three cars swept away by floodwaters; storm moves into northern NSW

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