子供のパーティ会場で大人が暴力行為

泣きわめく子供しりめに殴る蹴る

 6月21日、シドニー首都圏西部のウェザリル・パークの子供プレー・センターで開かれていた6歳児の誕生日パーティ2組の間で父親同士のケンカがあり、子供らがおびえて泣きわめき、大人3人が負傷して病院に運ばれた。目撃者らのビデオがメディアで流され、警察でもビデオを手がかりに暴行加害者立件を検討しており、「心当たりのある者は警察が訪問する前に自首するよう」警告している。

 オーストラリアでは週末の子供のスポーツ・クラブ活動で保護者が過熱し、暴力事件が多発したことからNSW州政府がスポーツ暴力根絶キャンペーンのビデオを作成配布したことがある。

 シドニー・モーニング・ヘラルド紙(電子版)が伝えた。

 ロリポップズ・プレイランド&カフェの屋内遊戯場で起きた事件に、フェアフィールド警察のレイブン・マハラジ警部は、「警察が追及する前に警察署に出頭するのが賢明だ。この事件はショッキングで恐ろしい限りだ。子供たちの目の前で保護者たちが暴力を振るったおかげで子供たちに心理的な傷を残すことになった」と語っている。また、会場経営者は、「ほんとうに困ったことだ。暴力行為の加害者は自首してもらいたい。彼らが速やかに警察に捕まることを期待している」と語っている。

 警察発表によると、2つのグループの子供が遊んでいる時にぶつかり、一方のグループの父親が7歳の女児のポニーテールをつかんだ。そこで女児が自分の父親(48)に、「知らない人に髪をつかまれた」と訴えた。そこで父親が先の父親に詰め寄ったところ殴り倒され、さらに暴行を受けた。メディアで放送されたビデオには父親が床に投げ落とされ、男グループに殴る、蹴る、果ては椅子で殴られるなどの暴行を受け、その周りで大人も子供も叫びながら逃げ惑っている場面が写っている。ジャングル・ジムの中に逃げ込んだ子供もいれば、暴行現場のすぐ近くでおびえながら事件を目撃している子供もいた。

 また、最初に暴行を受けた父親を助けに入った他の2人(27と32)もさらに暴行され、顔、頭、背中、手などの負傷でフェアフィールド病院に運び込まれた。暴行グループは午後4時半頃全員が車で逃走した。

 施設経営者は、「15年間、この事業をやってきたがこんな許しがたい事件は見たことがない。オーストラリア、ニュージーランド、インドネシアに31カ所の施設を経営し、年間200万人の利用者がいるがこんな暴力事件は初めてだ。事件にショックを受けた人々にはまことに気の毒だ」と語っている。また、ソーシャル・メディアでも暴力事件を批判する声が相次いでいる。また、家族心理学の専門家も、「このような事件は子供に心理的外傷として残る可能性がある」と分析している。
■ソース
Wetherill Park play centre brawl: attackers warned to turn themselves in

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