NSWほぼ全地域で完全裸火禁止

異常高気温と強風の予報

 SA、VIC、TAS、NSW各州で異常高気温、強風などでブッシュファイアの危険が最高レベルになっており、各地で小規模なブッシュファイアが起きている。12月20日、NSW州郡部消防局(RFS)は、州の約3分の1の地域で完全裸火禁止令が発令されたと発表している。この禁止令では、戸外でのたき火や火花の出る溶接などの作業も禁止される。また、バーベキューなどもガスなどの燃料を使い、完全に炎を覆う設備でなければ戸外では使うことができない。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 NSW州内で裸火禁止令が出ているのはVIC州境から中西部平野部にかけての8地域で、そのうち7地域ではブッシュファイア警報も「極度に危険」と指定されている。また、もう一つの地域は州最南部海岸で、「極度に危険」より1ランク低い「非常に危険」と指定されている。しかし、RFSは、「ブルー・マウンテンでは、低から中の危険警報でも民家が火災の危険にさらされたことがある。極端な高気温と強風は非常に危険な状況。しかも、内陸部を通過する北ないしは北西の風が予想され、高温乾燥した強風が吹くと予想される」と発表している。

 スノーイー・マウンテンのコシウスコ国立公園でブッシュファイアの発生が伝えられており、すでに防火線を超えている。そのため、RFSでは消火航空機を使って空からの消火に当たっている。火炎前線の広がりを抑えるため、キャンベラから派遣された航空機が火炎の前方に水を落としている。また、地域のキャンプ場にいるキャンプ客にも状況を伝えている」と発表している。

 気象庁では、「低気圧の移動と北西の風が合わさって、この数日、高気温が続いたが20日夜更けから沿岸部で寒冷な南の風に変わる」と発表している。

 VIC州ではバララット付近のブッシュファイアのため民家など8戸が全焼、まだ異常高気温が続くと警報している。また、12月19日、SA州も記録的な高気温でポート・オーガスタでは摂氏47.2度を記録している。
■ソース
Total fire bans in large area of NSW with extreme heat and strong winds expected

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