下界は嵐、高原は時ならぬ大雪

昨年10月のブルーマウンテンは山火事

 10月13日14日と荒天が続き、シドニー首都圏では雷を伴う暴風雨で倒木、停電、局地的洪水など各地に被害をもたらした。しかし、ブルー・マウンテンや西麓のリスゴーなどでは時ならぬ降雪で30cm積もったところもあると報道されている。昨年10月は熱暑と強風でリスゴー北部の陸軍演習場から出た火がブルーマウンテンにも燃え広がり、東のグレート・ウエスタン・ハイウエイ沿い地域のブッシュファイアとつながれば手のつけられない惨事になると危惧された。昨年のブッシュファイアで300戸が焼けた被害の復興が終わっていないブルー・マウンテンの住宅地にも雪が降り積もった。

 気象庁(BoM)のデリン・グリフィス予報官は、「この洪水と降雪は昨年の火事とは対照的だが、今回のような気象は前代未聞というわけではない。2012年の10月にも東海岸に低気圧がいすわり、ブルー・マウンテンに雪をもたらす気圧配置があり、局地的洪水もあり、ウラデュラでは豪雨があった。また強風と大波も同じだ」と語っている。

 ただし、「大雨が降ってもブッシュファイアの危険が完全に去ったとは言えない。何週間か前にNSW州郡部消防局が今年のブッシュファイア危険度は昨年を上回ると発表した。この雨は少し一息付けさせてくれただけ。草地ではほんの短期的な効果しかないが、森林ではもう少し長期の効果がある。この夏のブッシュファイアを予測するにはまだ早すぎる」と語っている。(NP)

http://www.abc.net.au/news/2014-10-15/nsw-snowstorms-and-floods-contrast-to-2013-bushfires/5814676

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