ショーテン、4万ドルの献金申告漏れ

2007年選挙で人材派遣会社から

 労働組合ガバナンス・腐敗問題特別調査委員会から喚問を受けて証人として出席したビル・ショーテン労働党党首は、2007年連邦選挙に出馬した際に、人材派遣会社から4万ドルの政治献金を受けたが、調査委員会出席直前まで届け漏らしており、最近になって豪選挙管理委員会(AEC)に届け出たばかりだと認めた。

 シドニー・モーニング・ヘラルド紙(電子版)が伝えた。

 ショーテン党首は1998年7月からオーストラリア労働組合(AWU)のVIC州書記長を務め、2001年7月からは全国書記長を務めていた。また、TAS州のビーコンズフィールド金鉱落盤事件の際に陣頭指揮を執って一躍全国的に知られるようになった。そのようなことから、2007年の連邦議会出馬時も、ジョン・ハワード保守連合政権を倒すためにAWUがショーテン氏を支持し、選挙資金もAWUを通して集められた。人材派遣会社ユニビルト社の献金もAWUを通しており、選挙統括部長としてランス・ウイルソン氏を雇うために充てられた。その献金をいつ届け出たかと質問されたショーテン氏は、「先週か今週初めだった」と答え、「正確に答えてもらいたい」と再度質問されて、「過去144時間以内か、先週金曜日、月曜日、または火曜日だ」と答えた。委員が、「では2007年2月から11月までランス・ウイルソン氏の役務を受けていながら届け出を怠っていたのか?」と質問すると、ショーテン氏は、「他にも申告があり、委員はそのことをご存じないかも知れない。候補者からの届け出を届け出項目なしと処理することは与野党とも普通にやっていること。アボット氏も過去3回の選挙その他で届け出項目なしとしているが、私の場合も彼の場合も政治献金がなかったことを意味しないということは調べれば分かるはずだ。私の場合も候補者個人として届け出項目なしで届け出ており、政治献金については労働党が一括して届け出ている。しかし、委員会で証言する、過去の記録を綿密に調べて届け出漏れがあったため、自分が最終責任者であることから届け出た。その際には法律顧問に相談し、法的に適切な手順で届け出た」と証言した。

 また、「AWU全国書記長だった時期に組合員に損害を与える形でフルタイムの選挙統括部長を雇い、個人的な利益を得たのではないか?」と質問され、「まったくそんなことはない。それでは政治献金があればすべての政治献金と献金者との関係などを疑ってかかることになるではないか」と答えている。
■ソース
Bill Shorten failed to disclose $40,000 donation from labour hire company Unibilt to his 2007 election campaign

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