ヘイスティ自由党候補ほぼ当選確実

キャニング選挙区補欠選挙当日開票

 9月19日に実施されたWA州キャニング選挙区の補欠選挙は元豪軍特殊部隊SAS大尉のアンドリュー・ヘイスティ候補を推していたトニー・アボット前連邦首相の人気が落ちており、この補欠選挙結果がアボット首相の進退を占うものになるといわれていた。しかし、補欠選挙より先にマルコム・タンブル氏がアボット氏に挑戦し、9月14日の夜の連邦自由党議員会議で54票対44票でタンブル氏が新党首に選ばれ、首相の座を引き継いだ。その直後の世論調査で保守連合支持率が初めて労働党支持率を上回り、タンブル氏に対する期待をうかがわせると同時にキャニング選挙区でもヘイスティ候補の当選はほぼ確実と予想されていた。

 同日夜、16%まで開票が進んだところでABC放送の選挙アナリスト、アントニー・グリーン氏が、「自由党候補当選確実」との判定を下した。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 グリーン氏は、「第一プレファレンス票開票16%の段階で自由党候補は45%を獲得している。これに対して労働党のマット・キュー候補は36%だ。死去したドン・ランダル前議員は労働党候補を11.8%引き離していたが、今回の選挙結果はヘイスティ候補の得票率はキュー候補を6%引き離す程度になるだろう」と分析している。

 先にグリーン氏は、「補欠選挙は地域問題が主題になり、自由党離れの投票率もかなり回復が見られるだろう。コメンテータの中には自由党離れは5%程度におさまり、党首と首相がタンブル氏に移ったことが得票に結びついたといわれている。ヘイスティ候補もキュー候補も、職、インフラストラクチャ、雇用、電気通信、犯罪、アイスなど、有権者の意見を反映して地域問題を争点にして選挙戦を進めていた。
Canning by-election: Liberal candidate Andrew Hastie wins by-election

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