チャネル・セブンはゲーム閉会式次第を知っていた

TV司会者の「驚いた」発言の裏側が明らかに

 4月15日夜のコモンウェルス・ゲーム閉会式がチャネル・セブンで全国放映される前に大会選手が会場に入場を終えており、放映中にすでに選手がばらばらに退場し始め、また、観客席も空席が目立った上に途中から退場する人が出たため、「みすぼらしい閉会式になった」との批判が殺到、ピーター・ビーティ会長が謝罪した。

 閉会式を放映したチャネル・セブンの司会者が、「今回の閉会式のやり方には驚いた」と語ったが、主催者側からチャネル・セブンに式の手順が予め知らされていたことが明らかにされている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 今回、閉会式前の選手団の入場パレードがテレビで放映されず、特に車いすレース・チャンピオンのカート・ファーンリー氏はこのゲームで金メダルを獲得したのを最後に引退することを公表しており、入場パレードの先頭でオーストラリア国旗を掲げて入場した場面を全国の聴視者が見逃した。放映後、ソーシャル・メディアを通じて全国から不満の声や批判が現れると、チャネル・セブンは、大会主催者とホスト放送局の批判を展開した。

 選手団は、テレビ放映が始まる前にカララ・スタジアムに入場しており、ステージのはずれの暗闇に立っていたため、テレビにもほとんど映されなかった。また、閉会式が始まっても政治家や来賓の挨拶が長々と続き、式開始後1時間を経ずして選手も観客も次第に退場し始めた。

 苦情がソーシャル・メディアに流れ始めると、チャネル・セブンのプレゼンター、ジョアナ・グリッグズ氏とバジル・ゼンピラス氏は熱心にネットワークの擁護を始め、選手入場を放映しなかったのはネットワークの責任ではなく、主催の委員会とホスト放送局の決定だったと語っていた。

 ところが、翌16日になって、閉会式の分刻みの予定が大会を放映するすべての放送局に渡されることが通常の手順であり、今回もゴールド・コースト2018年コモンウェルス・ゲーム公社(GOLDOC)もこの手順に従っていたことが明らかにされた。

 チャネル・セブンもこの説明会に出席しており、閉会式に選手のパレードは記されていないことは分かっていたはずと報道されている。

 4月16日、グリッグズ氏が声明文を発表し、「ブリーフィング・ルームでの説明時に、閉会式の始まる午後8時30分にはすでに選手団入場は済んでいることを知っていれば、選手入場の場面を撮影しておくことを決めていたはずだ。ミーティングの際に、主催者が何か違うことを野郎としていることは気づいていた」として、放送時に知らなかったという立場を再度強調した。

 しかし、2000年オリンピック大会の式を指揮したリック・バーチ氏は、「ミーティングでチャネル・セブンが、選手入場を放映したいといえば計画変更もできたはずだ。私も、チャネル・セブンが閉会式が始まるまで何も言わなかったことに驚いている」と語っている。

 チャネル・セブンはコメントを拒んだと報道されている。
■ソース
Commonwealth Games: Channel Seven was briefed on closing ceremony schedule

新着記事

新着記事をもっと見る

NICHIGO CHANNEL

新着イベント情報

新着イベントをもっと見る