飛行機のベスト・シートはどこ?

【HIS】スマートに旅をしよう!

飛行機のベスト・シートはどこ?

飛行機に乗る際、窓側の座席が好きな方は結構いらっしゃると思います。「昼夜問わず奇麗な景色を眺めたい」「シェードを下ろした窓の所に枕を置き首をもたれさせて休める」などの理由があるからでしょう。窓側の座席は1列で通常8~10席あるうちのたった2席で、当然希望者が多ければ確保は難しくなります。航空券の予約と同時に可能な限り座席指定やリクエストをすることが必須です。

次に、ビジネスマンや女性の1人旅の方に割と多い、通路側の座席を希望される場合ですが、通常日本行きの飛行機はほぼ全て2つの通路があるワイド・ボディー機と呼ばれる機体になります。エコノミー・クラスの座席は機材や航空会社によって異なりますが、シドニー発便で言うとカンタス航空は3-4-3、全日空3-3-3、日本航空2-4-2などになっています。お薦めの通路席は中央の部分の通路側座席です。

通路側席自体は1列につき4席ありますが、中央部分を限定すると当然1列に2席になります。お薦めの理由はシンプルで、窓側の通路は、隣の1人ないし2人が席を立つ場合には必ず立つ必要があります。しかし、中央のセクションは通路が両サイドにありますので、隣の方が2人ないし、3人での旅行であれば、わざわざ他人の側から通路に出る人は少ないため、長時間のフライトでも座席を自分の間合い以外で立つ必要がないというケースもあります。あくまでも確率論ですが、通路側のベスト・シートは中央の通路側であると言えます。具体的には、シドニー発に関しては直行便運行の上記全3社共に全て座席番号DかGが中央席の通路側になります。

いわゆる最前列の席や非常口の脇の席など、レッグ・スペースにゆとりがある席に関しては、航空会社によって指定の仕方が異なります。追加料金を支払って確保するケース、予約時はマイレージの上級会員など限定された方しか事前確保ができないケースなどもあります。また、事前にインターネットでチェックをする時に空席があれば指定できるケースなどもあります。離着陸時に手荷物は全て座席上の棚に収納しなくてはいけないとか、航空会社によっては非常口の座席に座る場合は、英語が話せないといけないなどの規定はありますが、長時間の飛行時は座ったままで足を伸ばせるので、非常に人気が高いです。

世界で一番良い航空会社はどこですか?とお客様に聞かれた時に、隣の席が空いている航空会社が世界で最高にすばらしい航空会社だと答えたことがあります。しかし、隣席が空いており3席使って寝て来ましたなんて話も最近はあまり耳にしません。当然有償座席利用率が低ければ路線維持にも関わる重要な問題になりますので、フライトが満席の状態でもより快適な旅をするために、航空会社選びと同様に座席選びもぜひいろいろとお試しください。


岩坂亘
H.I.S.オーストラリア・シドニー支店支店長。在豪歴17年。旅行会社勤務23年、筋金入りの飛行機オタク、愛読書『月刊エアライン』購読27年。近年は老眼と体重増との闘い。また、愛犬チワワ2匹と週末はもっぱらペット・カフェ通いの日々を送っている。

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