【QLD版】教育特集2016/オーストラリア留学(1/2)

英語やハイレベルな専門分野を学べる オーストラリア留学のすすめ

日本からの留学先として人気の国、オーストラリア。英語圏である他、教育水準、治安、気候、国民性、多民族国家であることなど、オーストラリアには留学先として魅力的な要素が多くある。その実情や最新の留学情報を、ゴールドコーストの留学エージェントとして各種手続きや相談などを請け負う斎木航さんに伺った。
取材・文:内藤タカヒコ、取材協力:斎木航(写真/ゴールドコースト留学.com)

さまざまな留学スタイル

「留学」とひと口に言っても、大学生や社会人の留学だけでなく、子どもと保護者が一緒に参加する「親子留学」や、引率者が同伴する小・中・高校生の「グループ留学」など実にさまざまなスタイルがある。またその目的も、英語を身に付けるための語学留学、日本と異なる文化・生活の体験や、本格的な資格やスキルの習得などと多様性に富んでいる。留学期間も1週間程度の短期から、数年にわたる長期まで、目的などに応じて選ぶことができる。

親子留学やグループ留学は、異文化の中での生活で豊かな経験を得ることが可能だ。コミュニケーションを通して英語に一層興味を持つことができ、将来の可能性を広げることにつながるだろう。

英語力の向上を目的とする語学留学では、日常的に生の英語に触れることで、リーディング、ライティングを始め、ヒアリングや日本人が苦手とされるスピーキングなどを効率良く学び、更にその後は専門的な知識などを身に付けるための進学へとつなげることもできる。

また、将来の就職やキャリア・アップという目的があるなら、専門学校や大学への留学で専門知識を学んだり、資格の取得などを目指すという選択肢も。

かつてよりも日本からの留学のハードルは低くなり、現在では多くの人にチャンスがある。目的、期間、予算などから、自分にふさわしい留学スタイルを見付けてみよう。

留学のための情報収集

インターネット検索を気軽に利用できる現代では、昔と違って情報収集が容易にできるようになった。留学エージェントのウェブサイトや、留学経験をつづったブログなど、なるべく多くの情報に触れ、まずは「留学」のイメージを膨らませたい。そして留学に必要なもの、準備などを調べてみよう。各地で留学を考える人のためのイベントも開催され、情報収集や相談ができたりするので積極的に利用したい。

自身の留学について更に具体的なビジョンを持つためには、自分が留学する目的や、何を学びたいのか、また学んだことをどう生かすのかなどを考え、疑問や悩みが出てきたら相談できる相手を見付けるのが良いだろう。留学エージェントによっては無料相談ができたり、現地スタッフとメールやスカイプでやり取りをして実際の様子などを聞けるサービスも。これらを上手に利用し、留学の準備を進めていこう。

語学学校のコース例

コース 内容
一般英語コース
(General English)
英語の基礎力を伸ばすため、旅行用の英会話の上達を図るためなど、総合的な英語でのコミューニケーション・スキルを上げる。
試験対策コース IELTS、TOIEC、TOEFL、ケンブリッジ検定などの試験対策を目的としたコース。解答戦略など実践的な内容を学べる。
進学準備英語コース
(English for Academic Purposes)
大学や大学院、TAFEなど専門学校への進学に向け、必要な英語力を習得する。修了後、提携校進学時は英語能力試験が免除となる。
英語教師養成コース TESOL/TECSOL(非英語話者への英語教育)、J-SHINE(日本の小学校英語の指導)などの資格取得を目指すコース。
専門英語コース 医療、ITなどの専門職や特定分野で必要となる英語力を身に付けるためのコース。OET(医療英語専門試験)対策のあるクラスを選べる場合も。
その他 一般英語クラスにスポーツや文化活動などが組み込まれたコースや、RSAやバリスタ資格取得のクラスがセットになったコースなどもある。

オーストラリアの学位の種類と履修期間

高等教育機関 学位名 期間 内容
TAFE
カレッジ
専門学校
一部の
大学
ディプロマ
Diploma
1.5~2年 理論と技術に基づいた専門性を身に着ける。入学条件は、サーティフィケート4のコース修了、または規定の高校修了資格。
上級ディプロマ
Advanced Diploma
2~3年 複数の職種に及ぶ適性能力、更に複雑でハイレベルな専門技術、管理者としての責任が求められる。大学の学士号に次ぐ資格であり、入学条件はディプロマ修了、または規定の高校修了資格。
大学
(Undergraduate)
学士号
Bachelor Degree
3年 学士課程
オナーズ・イヤー
Honours Year
1年 学士課程修了後に履修する、1年間の専門的な研究(通常、学士課程の成績優秀者のみ履修できる)。
大学院
(Postgraduate)
グラデュエート・
サーティフィケート
Graduate Certificate
通常6カ月 専門職での最新技術と知識の習得を目的とする。入学条件は学士号を取得していること。
グラデュエート・
ディプロマ
Graduate Diploma
通常1年
修士号
Masters Degree
1~2年 修士課程。リサーチ(研究)またはコースワーク(講義履修)がある。
博士号
Doctoral Degree (PhD)
通常3年 博士課程。専門的な研究を行い、研究論文を仕上げる。主にリサーチ(研究)、まれにコースワーク(講義履修)もある。オナーズ・イヤーでの成績優秀者、または修士号を取得した者が履修できる。

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