QLDで安全・快適ライフ/車に関するトラブル

QLDで安全・快適ライフ

警察とコミュニティーをつなぐ日本人ポリス・リエゾンが、クイーンズランド州で安心な生活を送るためのアドバイスや安全情報をお届けします。

第37回 車に関するトラブル

「車の購入で詐欺に遭った」「売買ウェブサイトを利用して車を購入したが実際の車の状態と広告の内容が一致しない」。多くの方からこのような問い合わせがあります。

個人売買サイトで一般の個人から車を購入し何らかのトラブルが発生したとしても、お互いの契約という形での販売なので民事であり、QLD州政府フェア・トレードや警察などの介入は難しいのが現状です。従って購入前にきちんと検討することが重要です。

注意点:個人売買の場合
  • ●通常のクーリングオフは適用されません。
  • ●法定保証は適用されません。
  • ●PPSR(Personal Property Securities Register)の証明書の発行は必要ありません。
  • ●個人売買は中古車ディーラーと同じ法律では管理されません。
  • ●クレーム・ファンドからの保証は得られません。
  • 売主の名前をQLD州政府フェア・トレードの「Check a Licensee」(Web: www.tinyurl.com/y8evbv8s)で中古車販売業者が個人を偽っていないかチェックしてください。

    また、レジストレーションの書類と以下の情報が正しいか確認してください。

    • ●オーナーの名前
    • ●ナンバー・プレート
    • ●VIN(Vehicle Identification Number)
    • ●エンジン番号

    特に以下の点に注意しましょう。

    • ●盗まれた車ではないかどうか(VINやエンジン番号、ナンバー・プレートを最寄りの警察に行ってチェックしましょう)。
    • ●登録済み車の場合、安全証明書があるかどうか。
    • ●PPSRで車に抵当権が付いていないかチェックしましょう(Web: www.bit.ly/2EB4hlK)。
    • ●購入する前に自分で、整備士に車の状態が安全かチェックしてもらいましょう。

    残念ながら問題が発展した場合は、リーガル・エイドかコミュニティー・リーガル・サービスに指示を仰いで、「QLD Civil & Administrative Tribunal」に調停を申し出る方法もあります。

    ■読者Q&A

    Q: 私の旦那が日本の友人に会わせてくれません。友人と会うと怒鳴って、ビザをサポートしないと言います。私が悪いのでしょうか?

    A:この状況は一種のDV(家庭内暴力)と認識されます。あなたが悪いわけではありません。あなたは誰とどこででも自由に会う権利があります。DVには直接的な体への暴力の他、言葉による暴力、精神的な暴力、経済的な束縛などさまざまな形態があります。あなたがパートナーの言動で恐怖を感じたり、ビザのサポートを理由にあなたの自由が束縛されることはあってはなりません。あなたの意思を尊重します。ぜひご相談ください。

    ご質問、お問い合わせは以下で受け付けています。
    TEL: (07)5581-2840
    Email: CrossCulturalGoldCoastPolice@police.qld.gov.au
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    平野尚道
    クイーンズランド州警察ゴールドコースト地区・日本担当リエゾン・オフィサー。ゴールドコースト日本人会の会長職を8年務める。移民サポート非営利団体MCCGCにて異文化育成担当として9年勤めた後、州警察のリエゾン・オフィサーに就任。現在、日本人コミュニティーと警察の架け橋として活動中。2009年に在ブリスベン日本国総領事館より在外公館長表彰、14年にゴールドコースト市オーストラリア・デー文化功労賞を受賞

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