2017年2月 メルボルン/ローカル・コミュニティー・ニュース

恒例の日本夏祭りが開催、フェデレーション・スクエアで

毎年恒例の日本祭り「ジャパニーズ・サマー・フェスティバル」(メルボルン日本商工会議所/メルボルン日本人会共催)が、2月26日に開催される。昨年は天候にも恵まれ、4万人を超える人が夏祭りを訪れ過去最高来場者数を記録した。

会場となるフェデレーション・スクエアの特設ステージでは、人気の和太鼓演奏を始め、阿波踊り、沖縄民謡、空手の演武など日本の伝統芸能や音楽を中心にさまざまなプログラムで観客を楽しませる。

また、ヤラ川沿いのエリアにはラーメン、焼き鳥などを始めとする日本食屋台が数多く出店し、お祭りムードを盛り上げる他、浴衣・着物部門、コスプレ部門に分かれてベスト・ドレッサー賞の授与なども行われる。エントリー希望者は午後2時30分~3時30分にリバー・テラスにあるブースでの登録が必要。

昨年に引き続き、カンタス航空の日本行きペア航空券(ビジネス・クラス)、更にジェットスター航空の日本行きペア航空券(国際線区間はビジネス・クラス)など豪華景品が当たるラッフルを当日現地で販売する。今年も多くの人出が予想され、人気のラッフルは早くに完売するため、早めの購入が推奨されている。

■Japanese Summer Festival in Melbourne
日程:2月26日(日)12AM~6PM
会場:Federation Square, Melbourne VIC
料金:無料
Web: jcjsm.org.au/fest


腕の長さを生かしたピッチング、制球の良さと剛速球が強み
腕の長さを生かしたピッチング、制球の良さと剛速球が強み

日本人留学生の挑戦、文武両道を目指す高校生投手

ベースボール・オーストラリアが主催する2017年度U18ベースボール・ナショナル・ユース・チャンピオンシップが1月6日、シドニー市内で開催され、各州から代表選抜8チームが参加した。この大会にVIC州代表「ビクトリア・ホワイト」のピッチャーとして、メルボルンのチェルトナム高校に留学中の11年生・久米竜矢君(16歳)が出場した。

久米君は大阪府吹田市出身、昨年4月に語学留学で来豪し、勉強と両立しながら地元の野球チームでピッチャーとして実績を積み、州代表選抜試験を経て代表入りを果たした。

最初の挑戦は英語の壁を克服することで、「ピッチャーとして、この戦略で行こうという自分の要望を仲間に伝えるのが難しかった。今でも的確に伝えるのは難しい」と話す。しかし「だんだんチーム内で自分の立ち位置が確立でき、チームメートが自分の言葉に耳を傾けるようになってきてくれた」と仲間から信頼を得たことが、大きな自信になった。また、先輩後輩といった上下関係が無く、練習後もチームメート同志で笑いながらチャットをしたり「チーム全員がコミュニケーションを大切にし、楽しんで野球をしている」と両国の野球の違いも多く体験したという。

ビクトリア・ホワイトのヘッド・コーチであるロン・カロサーズさんは「彼は『タッツ』というニックネームで皆に親しまれているチームのリーダーだ。すばらしいピッチャーとしてチーム全員から尊敬されている」と久米君の素質を称賛する。オーストラリアで野球はAFLやラグビーに比べ人気度は劣るものの、04年のアテネ五輪ではオーストラリアが日本を破り銀メダルを獲得するなど、年々着実に競技人口を増やしてきている。14年にはVIC州から17歳でニューヨーク・ヤンキースへ入団した投手を輩出するなど、米国大リーグのスカウト・マンも注目する国の1つとなっている。

「まずは全国大会で優勝すること。そして将来は自分が思い描いている人物像に少しでも近付けるように文武両道に励む」と語る久米君。オーストラリアから日本人大リーガーへの第一歩が踏み出せるか、今後の活躍に期待したい。


日本人アーティスト岡本光市氏、グループ展を開催

サウンド・プロデューサー兼プロダクト・デザイナーの岡本光市氏が2月3日から、地元のアーティストらによるグループ展「Unhidden」をメルボルン市内のギャラリーで開催する。同氏は2006年に日本でデザイン・ブランド「共栄デザイン」を設立、アート、音楽、デザインを融合させたユニークな創作活動を国内外で行っている。作品は特に欧米諸国で高く評価され、12年に東京のポーラ美術館アネックス、ロンドンのビクトリア・アンド・アルバート美術館などで個展を開催。

今回は「liquid tape cutter work」と「endless rain record」の2作品から、重力や磁力などの目に見えない作用を物により具現化した作品が展示される。また、2月4日の午後2時30分から同会場で岡本氏によるトーク・セッションが行われる。

■グループ展「Unhidden」
日程:2月3日(金)~3月5日(日)11AM~5PM(水~土)、1PM~5PM(日)
会場:Counihan Gallery, Brunswick Town Hall, 33 Sydney Road, Brunswick VIC
料金:無料
Web: www.moreland.vic.gov.au/events-recreation/arts-and-gallery/counihan-gallery-in-brunswick/counihan-gallery-exhibitions/unhidden-exhibition


濱中企画による「Kagerou – Study of Translating Performance」(Photo: Taro Motofuji)
濱中企画による「Kagerou – Study of Translating Performance」(Photo: Taro Motofuji)

アジア太平洋舞台芸術トリエンナーレ、日本からも3作品

今年が初の試みとなる「Asia TOPA(アジア太平洋舞台芸術トリエンナーレ)」が現在メルボルン市内で開催中だ。アジアの現代美術に焦点を当て、舞台、音楽、映像など、4カ月に渡り多彩なブログラムで幅広くアートを紹介する。

日本からは濱中企画(アート・プロジェクト)による福島県いわき市久之浜を題材にしたドキュメンタリー・パフォーマンス「Kagerou – Study of Translating Performance」、川口隆夫氏(パフォーマー)による「ABOUT KAZUO OHNO」、岡田利規氏(劇作家)の「TIME’S JOURNEY THROUGH A ROOM」など3作品が上演される。

■Asia TOPA: Asia-Pacific Triennial of Performing Arts
日程:開催中~4月30日(日)
会場:メルボルン市内各地
料金:イベントにより異なる
プログラム(一部):2月15日(水)~18日(土)「Kagerou – Study of Translating Performance」、2月25日(土)、26日(日)「About Kazuo Ohno」、2月9日(木)~12日(日)「Time’s Journey Through a Room」
Web: www.asiatopa.com.au

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