2016年2月 ニュース/QLD

貨幣の代わりに流通が期待されているビール
貨幣の代わりに流通が期待されているビール

「ビール経済圏」立ち上げ
QLD州の男性、フェイスブックに

現金ではなくビールで対価を支払う仮想経済圏「ビア・エコノミー」が話題を集めている。軽作業を手伝ってくれた人や商品を分けてくれたた人にビールを提供する草の根のネットワークだ。1月8日付の国営放送(ABC)が伝えた。

QLD州中部イェップーンに住むクリントン・マイルズさんはこのほど、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)のフェイスブック上に「セントラル・クイーンズランド・ビア・エコノミー」を設立した。草刈りなどの庭仕事、冷蔵庫や重い家具の移動、トラックやトレーラーでの引っ越しの手伝い、身の回り品の個人売買などに、仕事量や時価に応じた本数のビールを支払うことを呼びかけている。

オーストラリアでは、ちょっとした仕事を手伝ってもらったり、世話になったりした近所の人や友人に、ビールで恩返しする習慣がある。マイルズさんは既にWA州で運営されている同様のサイトにヒントを得たという。伝統的な物々交換のリアルな仕組みをネットに作ることで、新しい人と人のつながりを広めたいとしている。

マイルズさんはABCに「土曜日の朝の仕事を通して(ビールの)6パックで新しい友情が生まれるかもしれない。冷たいビールを飲むためにちょっとした作業を手伝いたいと考える人は、誰でも気軽に(フェイスブックの)ページを利用してほしい」と話している。


自転車の酔っぱらい走行も御用
州警察のクリスマス集中取り締まり

QLD州警察は1月2日までに、クリスマス休暇の集中取り締まりキャンペーンで1万2,473件の交通違反を検挙した。14万8,492回のアルコール検査を行い、688人を飲酒運転の容疑で逮捕した。ドラッグ(違法薬物)の影響下で運転した容疑では455人を起訴した。ドラッグ運転の逮捕者は昨年度の同じ時期の93人から大幅に増えた。1月2日付の公共放送ABC(電子版)が報じた。

ブリスベン市内北部のスタフォードでは1日、自転車に乗っていた人にアルコール検査を行い、法定許容量の6倍に当たる血中アルコール濃度(BAC)0.321を検出して検挙した。州東部マッカイ近郊のブルース・ハイウェイでは、制限速度時速100キロのところを207キロを出していたとして運転手を逮捕した。州警察は声明で「飲酒運転、ドラッグ運転、スピード違反は引き続き警察の懸念事項だ」と強調した。


熟する前のマンゴーの果実(Photo: CSIRO Plant Industry)
熟する前のマンゴーの果実(Photo: CSIRO Plant Industry)

マンゴー、対米輸出が本格化
昨シーズンの40倍に

2015年に始まったオーストラリア産マンゴーの米国向け輸出が今年、本格化している。今年は昨年の40倍の輸出量が見込まれる。1月8日付の国営放送ABC(電子版)が伝えた。

16年最初の出荷分が1月中旬、米西部ロサンゼルスに到着する。米国が市場を開放した1年目の15年の輸出量は5トンだった。今年は生産者20戸、輸出業者6社の規模に拡大して品種も増え、輸出量は200トンに達する見通しだ。現在、米国向けマンゴーは全量がQLD州産だが、16/17年度からは北部準州の生産者も対米輸出に意欲を示している。

マンゴーの生産者団体によると、昨シーズンのオーストラリア産マンゴーの全輸出量は100万箱と国内生産量の10%だったが、20年には200万箱に倍増させる計画。人口約3億2,000万人と市場規模の大きい米国での販路拡大に力を入れる。

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