VIC州、新たに190人がコロナウイルス陽性と判定

主席医務官「いつピークが来るのかまったく分からない」

 9月4日付ABC放送(電子版)は、VIC州政府の発表として、9月3日午後8時までの24時間に190人が新たに陽性と判定されたこと、そのうち103人は既知のアウトブレークに関連していることが確認されたと伝えている。

 また、ブレット・サットン主席医務官は、「感染しても検査を受ける事をためらう人々やロックダウン規制を破る人々のためにコロナウイルス新陽性者の数が今後もNSW州のように徐々に増え続ける可能性がある」と警告している。

 また、サットン主席医務官は、「ウイルスの広がりを防ぐため、なるべく早い機会にワクチン接種を受けてもらいたい「と語った。

 州保健省のデータは、人から人への感染がもっとも多いのは学校と職場だということを示しているが、サットン主席医務官は、「ワクチン接種活動を加速し、接種率を引き上げている間、ウイルスの広がりをロックダウンの延長で抑える対策は効果を上げている。過去20か月の間、津波のような感染の波が何度も来たがその度に防いできた。今度の波は最大の波かも知れないが、今はワクチンという重要な道具がある。充分な接種率になるまで踏ん張ってもらいたい」と語っている。

 NSW、VIC両州の政府は、ドハティ・インスティチュートのモデリングの勧告を受け、デルタ株アウトブレークを抑え込んで陽性者ゼロを達成することは不可能との認識に立ち、ワクチン接種率を上げることで感染しても重症化や死亡に至らないという条件を達成し、そこでロックダウンを不要にしていくという構想に移行した。

 サットン教授は、「現在の陽性者数がいつ峠を越えるのかは確実なことは言えない。できるだけ早くピークが来て欲しいと願うだけだが、同時に現在入手するワクチンを最大限に有効活用することにかかっている」と語った。

 VIC州では現在国内感染のアクティブな感染者が1,297人、そのうち400人超が20歳未満で、76人が入院しており、そのうち23人がICUに収容され、そのうち14人が人工呼吸装置を着けている。また、コロナウイルス感染症入院患者には完全接種済みは1人もいない。

 連邦政府の数字によると、現在、16歳以上のワクチン接種対象者の59.72%が1回は接種を受けており、そのうち37.23%が2回の完全接種済みとなっている。現在の規制が大幅に緩和されるのは16歳以上の接種対象者の完全接種率が70%を超えた段階であり、現在のところ、メルボルン市でこの水準に達するのは10月中旬と予想されている。
■ソース
Victoria records 190 new local COVID-19 cases, 103 linked to known outbreaks

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