海軍将校、女性水兵に処罰の尻叩き

軍事法廷で、わいせつ行為の判決
 12月13日、豪軍事法廷パネルは、ジョン・アラン・ジョーンズ海軍少佐に、7件のわいせつ行為で有罪の判決を下した。そのうち4件は、同じ艦船に勤務していた女性兵士の尻を「処罰」として叩いたという容疑で、残りの3件も同じ女性水兵に衣服を脱ぐよう命じた容疑。
 容疑の事件は、その艦船の少佐の個室および、WA州内の個人宅で起きている。
 3件では、ジョーンズ少佐が、被害者の女性水兵にズボンを脱ぐよう命じ、さらに下着を引き下ろし、被害者には服をたくし上げるように命じて、被害者の尻に触れたというもの。
 国防省スポークスマンは、「海軍は、この事件を法廷を通じて厳しく追及してきた」と発表している。
 12月の裁判で、被害者の女性水兵が証言に立ったが、感情的に取り乱し、「ジョーンズ少佐が怖かった。今でも虐待にうなされる」と述べた。
 軍事法廷では、被害者が、「尻叩き」について、ジョーンズ少佐との会話を秘密録音しており、その録音が再生された。その中で、少佐は、その処罰が、女性のためを思ってであり、上官に服従することを叩き込むのだと話している。
 軍事法廷パネルは、他の2件については証拠不十分として無罪判決を下した。また、同じ事件に関してより軽い容疑が出されていたがこれも取り下げられた。13日午後には、パネルが検事側からの求刑を聞く。有罪とされたわいせつ行為はいずれも懲役最高5年の罰則があり、検事側は何らかの懲役刑または禁固刑を要求するものと見られている。ジョーンズ被告人は軍事法廷パネルの判決に対して控訴することもでき、裁判の進行全体の審理も行われる。(AAP)

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