QLD州南部、タルガイ・ダム、依然決壊のおそれ

下流住民、自宅に帰れず、二晩避難センター泊

 QLD州ブリスベン市南西のNSW州境に近いサザン・ダウンズ、タルガイ・ダムが満水で堤防の一部が破れ、水が漏れ出している事故で、ダムが崩壊する恐れもあるため、下流住民が避難している。2日目の2月16日にも、点検した技師が、ダムの崩壊の危険は去っていないと評価したため、住民は2日目の夜も避難センターで過ごすことになった。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 ダム技師は依然としてダム壁の状態の観察を続けており、ダム壁が崩壊した場合、下流で洪水になる危険が大きいため、12戸近い世帯が自宅に戻れず、避難を続けている。

 このダムはウォーウィックの北西にある個人所有の430メガリットルの潅漑用ダムで、2月14日午後5時頃、ダム壁に幅3.5m、高さ1.5mほどの穴が開いており、水が噴き出しているのを発見、緊急番号に連絡した。

 周辺の数世帯が直ちに避難命令を受け、その他の住人らも高台に避難するよう命令を受けた。ダム技師は、現在、放水量をコントロールして流しているが、ダムはまだ崩壊の危険があると語っている。

 トレイーシー・ドビー・サザン・ダウンズ町長は、「ダムの水位は25%ほど下がったが、当局は、ダム壁が崩壊すれば残っている300メガリットルの水が一気に流れ下ると恐れている」と語った。

 また、「今朝、ダム監査官が点検した結果、現在の流量が続くようなら谷間全体とダルリンプル・クリークで標準的な低レベルの洪水が起きることになる。しかし、もしダム壁が崩壊すれば谷間からダルリンプル・クリークにかけてかなりの規模の洪水になる」と発表している。

 さらに、「住民は自分たちの土地を熟知しているし、水がどちらからどちらに流れるかも知っている。そんなわけで、今日の午後には帰宅を許すべきだろうと思う」と語った。
■ソース
Leaking Talgai dam still at risk of failing, engineers say, with residents spending second night away from homes

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