シドニー国際空港の帰国入国者数制限実施

海外帰国帰国入国者のホテル隔離容量限界に

 VIC州のコロナウイルス感染者急増で遂に1日に100人を超える勢いになっており、ダニエル・アンドルーズVIC州首相が連邦政府に、「メルボルン国際空港到着の海外からの旅客を14日間隔離する負担を減らすため、同空港への海外からのフライトをすべて他の州の国際空港に振り向けて欲しい」と要望していた。

 そのため、シドニー国際空港への迂回も増えることからシドニー地区のホテルでの帰国者入国者の隔離も容量を超える負担が大きくなることが予想されることから、連邦政府は、シドニー国際空港へのフライト乗客数を1日450人に制限することを発表した。

 シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)が伝えた。

 この制限は7月4日24時から実施されることから、海外からオーストラリアに帰国を計画している人々には、搭乗フライトが遅れる可能性もあり、予約航空会社に問い合わせるよう呼びかけが出ている。

 この連邦政府の措置は、NSW州政府から出されていた要望に応じるもので、同時に、各フライトの輸送客数も1機あたり上限50人と規制されている。また、450人制限措置は7月17日まで続けられることになっているが、メルボルン国際空港閉鎖の影響がNSW州に負担としてのしかかってくることから、状況次第でさらに延長されることもある。

 NSW州の新陽性者は6人で、うち5人はホテル隔離の海外帰国者で、1人は中部海岸地域の若者。また、ペンリス市でコロナウイルス感染者と感染死者多数を出した高齢者施設のニューマーチ・ハウスで入居者がインフルエンザ様の症状を示したため、入居者4人が検査を受けたが、陰性と判定された。

 NSW州政府のブラッド・ハザード保健相は、「QLD州政府がホテル隔離の経費を旅行者の自己負担とすることを決めており、それも帰国者、入国者がQLD州の国際空港を避けてシドニー国際空港を到着地に選ぶことになる。連邦政府の介入で、NSW州が運営している隔離モデルが、NSW州住民と帰国入国者の利益になればありがたいが」と語っている。
■ソース
Federal government to limit overseas arrivals at Sydney Airport

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