連邦首相「クリスマスまでにはコロナウイルス規制解除」

州境封鎖緩和でクリスマスの家族の集まり可能に

 スコット・モリソン連邦首相は、年末までには国内全域で州境封鎖を緩和し、クリスマスに家族が集まれるようにはからうことを各州、準州に要求した。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 9月1日、連邦議会の質問時間にモリソン連邦首相は、「VIC州のコロナウイルス蔓延は峠を越した。これからは州、準州は互いに州境を開く道程を計画しなければならない」と語った。

 さらに、「2020年末のクリスマスまでには国民が仕事に出かけ、またクリスマス休暇には家族が集まれるようにはからわなければならない。また、友達同士が顔を合わせ、2021年に期待できるようにしなければならない。いつまでもオーストラリアをコロナウイルスのために閉じこもっている国にしておくことはできない」と語っている。

 しかし、アナスタシア・パラシェイQLD州首相は、「9月いっぱいはNSW、VIC両州に対して州境を閉ざしていなければならないだろう」と発表し、マーク・マクガワンWA州首相も、「WA州は、今後かなりの期間、他の州、準州に対して州境を閉ざしていなければならない」と発表している。

 また、TAS州も「早くとも12月1日までは州境を閉ざしている予定」としており、SA州とNTも当面の間、州境閉鎖を続けると発表している。

 モリソン連邦首相は、「VIC、NSW両州の首相と話し合った。両州ともコロナウイルスの危険が去ったと考えられれば直ちに両州間の規制を解除すると語っている」と発表した。

 さらに、「5月、VIC州がコロナウイルス第二波に見舞われる直前に全国閣僚会議で合意を得ていた三段階計画をもう一度考えてみる必要がある。あの三段階計画で得られるものは大きい。現在、州境封鎖が続けられており、理解できることだが、一方で、国民には、家族が集まってクリスマスを祝えることを確実に伝えなければならない。クリスマスには2021年の抱負を考えることができるように伝えなければならない」と述べている。

 保守連合連邦政府は、オーストラリア国民の海外渡航規制が緩和されるのがいつ頃かを国民に伝えることもしていない。
■ソース
Prime Minister urges Christmas deadline for coronavirus restrictions to be lifted

新着記事

新着記事をもっと見る

新着イベント情報

新着イベントをもっと見る