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時計の針を1時間戻して! オーストラリア主要州で夏時間終了

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日本との時差は1時間に縮小

 オーストラリア東部ニューサウスウェールズ(NSW)州、首都特別地域、南部ビクトリア州、同タスマニア州、南オーストラリア州で7日午前3時、デイライト・セイビング・タイム(DST=夏時間)が終了した。アナログの壁掛け時計や目覚まし時計などは針を1時間戻す必要がある。スマートフォンやパソコンなどの電子機器は、時刻の更新機能を有効にしていれば、何もしなくても自動的に1時間戻っているはずだ。

「日光を節約する」の名の通り、DSTには日没が遅い夏季の夕方の日照時間をさらに伸ばすことで、明るい時間帯を有効活用する狙いがある。夜間のエネルギー消費も抑えることができる。ただ、海外や夏時間を実施していない国内の地域との時差が複雑になるため、注意しなければならない。

 日本との時差は今日から、DST実施中の2時間から1時間に縮小している。リモート会議などの際はスケジュールを再確認したい。

 一方、北東部クイーンズランド(QLD)州、西オーストラリア州、北部準州ではDSTを実施していない。州境を接しているNSW州とQLD州では、DST実施中に生じていた1時間の時差がなくなった。州をまたいだ移動の際は要注意となる。

 5州・準州はDSTについて、「毎年10月の第1日曜日の午前2時に始まり、4月の第1日曜日の午前3時に終わる」と定めている。来シーズンは2024年10月6日(日)午前2時から25年4月6日(日)午前3時まで実施する。

■ソース

Daylight Saving(NSW Government)

Daylight Saving(Reserve Bank of Australia)





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