シドニー西部にオリのない動物園

地元経済に年間4,500万ドル

 9月7日、シドニー首都圏西部にオーストラリア内外の動物をオリなしで飼育する動物園の計画が出されている。NSW州政府は、すでに動物園予定になっているブラックタウンのグレート・ウエスタン・ハイウェイ沿いのバンガリビー地区の16.5ヘクタールのリースを認可した。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 「シドニー動物園」建設費は3,600万ドルと見積もられており、オリはなく、動物展示の他、高い位置の歩道橋、ガラス張りの観察エリアなど30箇所が計画されている。マーク・スピークマンNSW州環境相は、「2017年にこの動物園が開園すれば、シドニー首都圏の増大する市民人口にとっても大きなアトラクションになる。100年前にタロンガ動物園が開かれて以来、シドニーの人口は爆発的に増えてきた。シドニー首都圏西部に世界水準の動物園がもう一つあってもいい頃だと思う」と語っている。

 シドニー動物園のジェーク・バージェス代表取締役は、「動物園は広大なオープン・スペースを提供したい。少数の大きな囲いに大型獣を入れる考えだ」と語っている

 コンサルタント企業KPMGの試算では、その動物園が開園するとNSW州経済にとって年間4,500万ドルの収入になり、また観光客は300万ドル多く使うようになる。また、雇用は建設期間で160人、営業が始まっても少なくとも120人の雇用が見込まれている。

 ブラックタウンにはフェザーデール・ワイルドライフ・パークがあるが、ジェネラル・キュレーターのチャド・ステープルズ氏はほんの少しの距離に新しい動物園ができることを歓迎するとじて、「フェザーデールは、シドニー西部に生まれて育った。この地域の観光への投資なら大手を広げて歓迎したい。近くに大きい動物園ができてもフェザーデールが打撃を受けることは考えられない」としている。
■ソース
Cage-free zoo to open in Sydney’s west, tipped to pour $45 million into local economy and bring visitors ‘face to face’ with animals

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