オーストラリア人女性、アメリカで警察官に射殺される

家族、米住民は「事件の徹底解明」を要求

 7月17日早朝のABCニュースは、オーストラリア人女性がアメリカのミネソタ州ミネアポリス市で警察官に射殺されたと伝えた。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 事件当時、発砲した警察官は携帯を義務づけられているビデオカメラのスイッチを入れておらず、しかも、高級住宅街で犯罪とは縁遠く、住民にも敬意を受けていた女性が殺害されたことで度重なる警察官の発砲殺害事件が再び大きな問題になるとみられている。ミネアポリスでは以前にも男性が’警察官に射殺され、女性が事件をスマートフォンで撮影していて、インターネットで流したことから話題になった。警察官は裁判で無罪判決を受けたが、市から解雇されている。

 殺害されたのはジャスティン・デイモンドさん(40)で、これまでの報道では、デイモンドさんが電話911に「怪しい物音がする」と通報、警察官2人が駆けつけたが、現地時刻7月15日午後11時30分頃、警察官はデイモンドさんを射殺した。警察官は2016年から携帯を義務づけられているビデオカメラのスイッチを切ったままだった。

 デイモンドさんはマンリー高校卒業後シドニー大学で獣医学を学び、2002年に獣医学士号を得たが、ヨガ・インストラクターの資格を得て、この3年間はミネアポリスに暮らし、瞑想インストラクターとして心身の健康コーチを務めており、8月にドン・デイモンドさんと結婚する予定だった。

 デイモンド氏の息子、ザック・デイモンドさん(22)は、事件の解明と当局の回答を求めており、また、住民も現場に集まって、度重なる警察官による無辜・無抵抗の市民の殺害に抗議し、「正義と平和」を求めて話し合っている。

 豪政府の外務貿易省(DFAT)はデイモンドさんの遺族に領事援助を行うと発表している。
■ソース
Australian woman Justine Damond shot dead by police in Minneapolis

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