不確かな時代の投資先運用予想

オーストラリアの金融事情

オーストラリアの金融事情

宇都 重信
Uto Insurance & Financial Services P/C ACN No. 051 973 105

不確かな時代の投資先運用予想

GFC(グローバル・ファイナンシャル・クライシス)の底だった2009年3月から1年半が経ちました。その後ギリシャの経済不安や米国のデフレなどが心配されましたが、最近では米国などの追加金融緩和策により、ゆっくりながらも世界経済は回復に向かってきているようです。

特に、資源供給国であるオーストラリアの豪ドルは28年ぶりに対米ドルに対し1ドルを超え、今後もしばらく上昇していく勢いです。こうした状況の中、今後5年間の運用先のリターンが下記のように予想されています。

米国は11月に5兆ドルの経済刺激策を予定しています。そのため10月に入り、各国の株が値上がりし始めているようです。

逆に米ドルは他諸国の貨幣に対し下がり、豪ドルや日本円も上昇しています。アジアや他地域の発展途上国は今後経済発展が予測され、株式に投資資金が流れ込むことになります。各国の経済上昇で今後しばらく資源は値上がりし、資源供給国であるオーストラリアのドルは上昇し続けることが予想されます。

情報提供:AMP エコノミスト、Shane Oliver
※この記事は情報提供のみを目的としています。

 

(単位:%)
運用先 イールド*+ グロース= トータル・リターン
米国株 2.1 4.8 6.9
英国株 3.5 4.0 7.5
ヨーロッパ株 3.7 3.8 7.5
日本株 2.1 2.8 4.9
アジア諸国株 2.3 8.0 10.3
発展途上国株 2.7 7.0 9.4
外国株(現地貨幣) 2.6 4.6 7.2
オーストラリア株 3.9(5.1**) 5.5 9.4(10.6**)
商業不動産 7.0 2.5 9.5
オーストラリア不動産株 6.1 2.5 8.6
外国不動産株 5.3 3.3 8.6
インフラストラクチャー投資 6.0 4.0 10.0
外国インフラストラクチャー株 5.3 5.0 10.3
豪州国債^ 4.5 0.0 4.5
豪州公社債^ 7.5 0.0 7.5
オーストラリア・キャッシュ 5.0 0.0 5.0
バランスド・ファンド*** 8.0

* イールド:元金に対する利息や配当など。グロース:元金の上昇
** 株配当でのフランキング・クレジット(支払済み税金)を入れた数字
*** グロース70%、ディフェンシブ(債権、銀行運用)30%のミックス運用型
^ 債権投資においてはその満期日まで保持するとイールドのみ利益になるが、途中の売り買いで元金の値上がりや値下がりもあり得る。

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