マイ・カー・ローンの話

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暮らしに役立つパーソナル・ファイナンス講座
オーストラリア生活に役立つお金の知識をファイナンシャル・プランナー(FP)吉住京子氏が解説。

マイ・カー・ローンの話

車は一般的には価値が下がる資産なので、現金で買うのがベストですが、さまざまな理由で車をローンで買う場合もあると思います。子どもができて大きなファミリー・カーが必要になったり、ビジネスのために購入するという場合も多々ありますよね。

そこで、オーストラリアの車のローンの基礎についてご紹介したいと思います。

まずは自分がどのくらい借りられるのか、月の支払いがどのくらいになるのかを調べておくと車の予算も決めやすく、購入の時に安心です。金融機関からのプリ・アプルーバルを持っているともっと安心ですね。

車を買うディーラーもカー・ファイナンスをアレンジしてくれますが、メリット、デメリットがあります。メリットはディーラーが全て書類などをアレンジしてくれるので楽だということです。利息0%キャンペーンなどをしている場合もあります。

しかしその場合、ディーラーはどこかで利益を作らないといけないので、車の購入価格が高い、もしくはディスカウントが少ない場合があります。また、1つのファイナンス会社だけしか取り扱っていないことが多く、新車の購入しか扱っていなかったり、クレジット・レーティングが悪いとローンを組むのが難しいというデメリットもあります。

私は個人的に、車の購入は購入交渉の専門会社を使い、ローンは安い商品を自分で探すことをお薦めします。車の価格全てにローンを使うこともできますし、頭金を支払った残りのバランスをローンにすることもできます。「バルーン・ペイメント」という支払い方法も選択できます。ローン支払い期間中は利息のみ、もしくはバランスの一部への支払いとし、期限満了時に残額を全て返済する方法のことを言います。

例えば、5万ドルの車を購入し6%で5年のローンを組む場合、月の支払いは966ドルになります。しかし、バルーン・ペイメントを1万5,000ドルにし、ローンを3万5,000ドルに対して支払うと、月の支払いは751ドルに下がります。5年後には1万5,000ドルを支払う必要がありますが、車を1万5,000ドル以上で売る、リファイナンスするなどの方法を採ることができます。

自分の持っている家や資産をセキュリティー(担保)とする「Secured Loan」というローンもあります。こちらはレートが良いのが特徴ですが’、自分の資産を担保にするということはリスクも伴いますので、きちんと支払いできるかどうかを確かめましょう。

車は家の次に大きな買い物だと言われています。車のローンの組み方にもさまざまあり、自分の予算とライフ・スタイルに合ったローンを見つけるために専門家に相談してみるのはいかがでしょうか。


吉住京子
在豪日本人ファイナンシャル・プランナー。難しいお金のことを易しく解説。クライアントそれぞれの状況に合わせた賢い戦略の提供に定評がある。在豪日系コミュニティーのためのチャリティー活動や各メディアでの連載記事・セミナーなども行っている。

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