オフ・ザ・プラン物件購入の注意事項

夢のマイホーム計画

オーストラリアで夢のマイホーム計画
第88回
オフ・ザ・プラン物件購入の注意事項

前回はオフ・ザ・プラン(Off-the-Plan)での不動産物件購入のプラス面とリスク面を比較してみました(参考Web: nichigopress.jp/account/myhome/107111)。プラス面はキャピタル・ゲインが期待できること、税金面でのメリット、そして新築であるという点でした。リスク面としては物件価格が下がってしまう可能性は否めないということ、銀行のポリシーが変わったり、自分自身の経済状況が変わり、融資条件に影響することを挙げました。今回は、まだ建物が完成していない状態で購入するという、オフ・ザ・プラン購入の注意点をまとめたいと思います。

①金利、銀行の条件は同じではない
 オフ・ザ・プラン購入時の銀行の金利や条件は、数年後には変更されているはずです。今はオーストラリアの歴史上最も低い金利を維持しているところですが、これが2年後も同様であるかは誰にも分かりません。さらに下がる可能性もありますし、もしくは大幅に上昇することもあり得ます。オフ・ザ・プラン契約時にはあくまで現時点でのシミュレーションしかできないので、万が一大幅に上昇する可能性も念頭に置いていてください。併せて、銀行の融資条件もその時々によって大きく変わります。リーマン・ショック以前は100パーセント・ローンも可能という時期もありましたが、今はまず不可能です。融資条件が大幅に変更される可能性があるということもご注意ください。

②銀行への融資申請は物件完成予定時の3カ月前から
 建っていない物件に対して銀行は融資をしません。ただ完成予定である約3カ月ほど前から銀行選択、申請を行っていれば、余裕を持って決済の準備ができるでしょう。銀行からの家屋査定はほとんどの場合は完成時点に行われます。前もって家屋査定以外のファイナンス査定を終了しているとよいでしょう。

③家屋査定価格
 もし家屋査定の価格が購入価格を割った場合には、ご自身で足りない分を補充する必要があります。オフ・ザ・プラン購入を決めた時点から、最悪のシナリオにも備えるべく頭金を多めに準備されることをお勧めします。

④銀行の融資審査のための条件
 融資審査には、申請時直前から数えた過去2~3年の滞在住所、職務履歴が必要となります。融資申請前にご自身の状況が大きく変わってしまうと、融資に通らなくなる可能性もあります。

以上がオフ・ザ・プラン購入での注意点です。ぜひ参考にしてみてください。


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