夢のマイホーム計画/オフ・ザ・プランのプラス面とリスク面

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第103回 オフ・ザ・プランのプラス面とリスク面

オフ・ザ・プラン(Off-the-Plan)で購入というのは、まだ建物が完成していない状態で購入することです。高価な洋服を購入するのに試着をしない人はまずいないでしょう。しかし多くの方が完成物件を見ずにオフ・ザ・プラン購入を決断します。今回は、オフ・ザ・プラン購入のプラス面とリスク面を特にファイナンスを中心に比較してみます。

オフ・ザ・プラン購入の「プラス面」

【物件価格と頭金】

不動産マーケットが上昇している時には、オフ・ザ・プラン購入時より完成後の1~2年後には物件の価格が上がります。そのため、キャピタル・ゲインが得られることになります。
 またオフ・ザ・プランなら10パーセントのデポジットで購入できるので、物件完成までの時間に更に頭金を貯蓄することが可能です。

【税金】

投資物件として購入する物件が新築なら、減価償却が利用でき税金対策になるという利点があります。

【新築】

オフ・ザ・プラン購入が適用されるのは新築物件。夢のマイホームはやはり新築が気持ち良いものです。

オフ・ザ・プラン購入の「リスク面」

【物件価格と家屋査定】

物件完成後に不動産マーケットが下がった場合を考えてみましょう。オフ・ザ・プランで50万ドルで購入したとして、完成後にマーケットが下がり、融資銀行の家屋査定で完成物件は45万ドルと査定された場合、差額分はご自身で準備しなくてはならないということになります。

【状況の変化】

銀行が実際に融資の査定をするのは「物件完成後」。その査定時点で銀行のポリシーが厳しくなってしまっていたり、金利が上昇しているという可能性も否定できません。その場合には融資額がオフ・ザ・プラン購入当初よりも下がってしまっているという危険性もあるのです。銀行側だけではなく、仕事や家庭などご自身の環境の変化で融資枠が減るというリスクも考えられます。

【見ていない物件】

一番大きな危険は、工事の遅れや、業者の倒産により施工ができなくなるなどの可能性。またオフ・ザ・プランでは、フロア・プラン通りでない場合が多々あるのも問題です。5パーセント内ならプランを変更しても良いとされているため、完成後の床面積が1~2平方メートル小さかったというケースもあります。


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