夢のマイホーム/注視したい銀行の融資条件の変更

オーストラリアで夢のマイホーム計画

第116回 注視したい銀行の融資条件の変更

オーストラリアの中央銀行であるリザーブ・バンクの政策金利の決定も、前回と変わらず1.5パーセントでした(今年度初)。2016年8月より実に1年半もの間、継続されています。その一方で、政策金利は変わらずとも、実際に我々が融資を求める時の金利は、各銀行のポリシーに合わせて大きく変化し続けています。

私たちモーゲージ・ブローカーには、それぞれの銀行に専用のマネジャーがいたり、直接、電話でローン・シナリオなどを相談するサポート・センターを利用することができます。先日、新しいケースの詳細を確認するために銀行のモーゲージ・サポート・センターへ電話したところ、珍しく待たされることになりました。

担当者からの説明では、ちょうどポリシーが変更されるところで即答はできないが、恐らく変更後は私が相談したケースは融資が厳しいだろうという返答でした。それが2月の中旬のことだったのですが、次の日のファイナンシャル・レビュー紙で、2月26日より銀行ポリシーが更に厳しくなるという内容の記事がありました。記事ではナショナル銀行の例が出されており、これまでの収入に対する融資の割合が8倍まで可能であったのが、7倍に減少されるということでした。

また、ビジネスに占めるモーゲージの割合が大きいANZ銀行やウエストパック銀行では、融資審査の過程で、その家庭で想像し得る将来に対するシナリオに合わせたリスク・アセスメントを取り入れていくようです。これまでは子どもの人数によって生活費などは銀行が利用する数字を使って単純に計算されていました。今後は子どもの年齢によって考え得る教育費なども視野に入れ、融資枠が査定されていくそうです。

ポリシーが厳しくなるということは、融資枠が制限されるため、持ち出し金の負担が増えます。先月以前に銀行やモーゲージ・ブローカーに融資枠の相談をされた方は、再度情報のアップデートされることをお薦めします。


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住宅ローン・コンサルタント(MFAA正式会員)
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