夢のマイホーム/リビング・エクスペンス

オーストラリアで夢のマイホーム計画

第121回 リビング・エクスペンス

本コラムでは銀行の規制が厳しくなったと何度もお話ししています。昨今のロイヤル・コミッション(Royal Commission/王立委員会=銀行や保険会社などの金融業界の調査・審問のために2017年に設立された公的調査委員会)による銀行への取り締まりが厳しくなった結果、銀行への融資を依頼する時点で、これまでにはなかった項目に回答をする必要が出ています。それはそれぞれの家庭のリビング・エクスペンス(Living Expenses=生活必要経費)です。

物価が上がったと言われるオーストラリア。以前に比べて生活費の占める割合が大幅に増加したことは否めません。例えば、シドニー市内のフード・コートのランチが10年前は4~5ドルで購入できたものが現在は10ドル前後と2倍に値上がりしています。しかし08年の最低賃金は時給14.31ドルで、現在は18.93ドルと、10年前に比べ給与は約3割しか上昇していないのです。物価が上がったと感じるのも仕方のないことです。

経費に掛かる生活費の割合が大きいため、銀行でもその数字を無視できなくなってきています。変更以前は銀行が家族構成を基に、おおよその生活費の数字を当てがって計算していました。今後は、それぞれの申請者が生活費を宣言する必要があります。

■リビング・エクスペンス詳細

生活費カテゴリー 詳細
養育費 ベビーシッターを含む養育費に関わる金額
衣料・日用品 衣服、靴、化粧品、日用品
教育費 私立、公立学校へ掛かる費用(教材、制服など含む)
食料品 スーパーマーケットで支払う食料品や雑貨費用
保険 家、車、健康保険など
投資物件に関連する費用 投資物件に掛かる諸税、管理費用、修繕費
居住用物件に関する費用 居住物件に掛かる諸税、管理費用、修繕費
医療費 治療費(一般、歯科、眼科含む)、薬剤費
テレビ、電話、インターネット 通信費、定期視聴料
交通費 ガソリン代、高速料金、公共交通機関の交通費、駐車料
レクリエーション 余暇

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住宅ローン・コンサルタント(MFAA正式会員)
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