競泳NSW州オープン開幕─リオ五輪代表・渡部香生子ら来豪

渡部香生子「期待に応えたい」

競泳のニュー・サウス・ウェールズ(NSW)州オープンは3月4日~6日、シドニー近郊のオリンピック・パーク・アクアティック・センターで開催される。今年は、リオデジャネイロ五輪女子200メートル平泳ぎ代表の渡部香生子(19歳、JSS立石)を含む18人の日本人選手が参加。大会初日、決勝戦を目前に控えた渡部選手に話を伺った。

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──数日前に現地入りして調子を整えてきたそうですが、現在のコンディションは?

冬場から調子があまり良くなかったのですが、先月日本で行われたコナミ・オープンから段々と調子が上がってきています。今年は、昨年や一昨年の試合に比べるとタイムはそれほど期待できないかもしれませんが、大会には楽しんで臨みたいと思います。

──今回、計10種目の競技に参加されますね。今大会を通じての意気込みや目標は?

コナミ・オープンのタイムを上回ることが目標です。今大会は4月に行われる日本選手権前の最後のレース。1日2種目ずつ出場するので、大会を通じて今後につながる課題を見つけていきたいですね。

──2年前のNSWオープンでは、200メートル個人メドレーで当時の日本記録を樹立するなど、渡部選手にとって同選手権は「相性が良い大会」と伺いましたが、実際のところは?

普段は日本国内で日本人選手としか泳ぐことがない中、NSWオープンは現地で活躍するオーストラリア人選手らと戦うことができ、非常に刺激を受けるので、そういった面では楽しい大会です。

──4月の日本選手権に向けて強化していきたいところは?

200メートル平泳ぎは、昨年、一昨年から目指している日本記録を出したいです。それには全てのラップで35秒台を出していくことが課題。100メートル平泳ぎでは、前半のスピードがまだ足りないので、そこを強化していきたいです。

──渡部選手をひと目見ようと、大会中はオーストラリア在住の日本人も多く見に来られます。何かひと言メッセージをいただけますか?

海外でレースをする中で、日本人の皆さんが応援に来てくれるだけで「心の支え」になります。観客席から日の丸の旗が見えただけで、うれしく思うので、少しでも良い泳ぎをして、観客の皆さんの期待に応えたいです。

今大会は、リオ五輪の代表選考会を兼ねる4月の日本選手権に向けた、最後の実戦の場となる。NSWオープンは毎年、オセアニアを中心に10カ国以上から選手たちが参加。地元オーストラリアの強豪選手も数多く参戦する中、日本からも競泳界の未来を担う若手選手が多数出場する。今年はどんなドラマが生まれるのか。注目の決勝戦は、いよいよ今夜幕を開ける──。

■NSWオープン選手権
日程:3月4日(金)~6日(日)決勝戦は4・5日5:45PM~、6日5:15PM~
会場:オリンピック・パーク・アクアティック・センター
料金:$6.6(大人)、$4.6(コンセッション)
Web: nsw.swimming.org.au/article.php?group_id=4549

(文・写真=小副川晴香)

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