5万世帯以上が住宅ローン破産へ

民間調査機関が集計

 オーストラリアでは4世帯に1世帯が住宅ローンの負担に苦しんでおり、今後1年以内に約5万2,000世帯が住宅ローン破産に追い込まれる見通しだ。民間調査機関デジタル・ファイナンス・アナリティクスが5月1日に発表した4月の住宅ローン負担に関する月例調査で明らかになった。

 不動産市況の高騰を背景に、所得に見合わない無理なローンを組むケースが増えている実態が明るみに出ている。調査によると、全豪で76万7,000世帯が住宅ローンの負担に苦しんでおり、3月の調査比で9万8,000世帯増加した。住宅ローンに苦しむ世帯が全世帯に占める比率は、23.4%と3月の21.8%から大幅に上昇した。

 同社のマーティン・ノース代表は「所得が伸びない中で、生活コストと住宅ローン金利の上昇によって、住宅ローンの負担に苦しむ世帯が増えている。破産のリスクが増大している地域は、失業率が上昇している地域とも重なっている。今後予想される金利上昇によって、家計への負担はいっそう増すだろう」と指摘している。

■Digital Finance Analytics Blog
Mortgage Stress And Default Probability Rise Again In April

新着記事

新着記事をもっと見る

NICHIGO CHANNEL

新着イベント情報

新着イベントをもっと見る