銀行新税の負担は2億6,000万ドル

ウエストパック銀が見通し明らかに

 豪4大銀行の1つ、ウエストパック銀は22日、大手銀への増税策による負担が年間2億6,000万ドルに達するとの見通しを明らかにした。増税の対象となる4大銀行と投資銀行マッコーリー銀の5行のうち、具体的な負担額の見通しを公表したのはウエストパック銀が初めて。公共放送ABCが同日、伝えた。

 同行は投資家向けの書簡の中で「悪い公共政策」だと増税策を批判した。その上で、新税導入にかかる同行のコスト負担について、2017年9月30日までの今年度下期で約6,500万ドル、来年度の1年間で約2億6,000万ドルと予想した。

 また、新税は外国銀行を対象にしていないことから、同行は「オーストラリアの投資家よりも海外の投資家を優遇するものだ」と指摘。①外国銀行からも徴税すること、②恒久財源とするのではなく期限を設定すること、の2点の法案修正を求めている。

 連邦政府は先の2017/18年度予算案で、歳出増加策の目玉の1つとして大手銀への新たな課税策を発表した。これにより4年間で62億ドルの税収増を見込む。議会での法案成立を経て、新年度が始まる今年7月1日からの施行を目指している。

 銀行業界は、増税で大手銀の収益が悪化すれば預金者や株主の不利益につながるとして、これに反発を強めている。



■ABC News
Westpac says bank levy will cost it $260m

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