「ゲーム・オブ・スローンズ」違法コピーに配給元から警告状

著作権侵害容疑者に、「見るなら相応の代価を支払え」

 人気シリーズ「ゲーム・オブ・スローンズ」を送り出しているスタジオ、HBO社が、海賊版撲滅のため、著作権侵害していると疑われる者に警告状を送付し、「シリーズを見るなら相応の代価を支払う」よう促している。

 シドニー・モーニング・ヘラルド紙(電子版)が伝えた。

 また、同社は違法コピーの流れを源から断つことを考え、トレント・シェア・サイトに対して作品を削除するよう要求しており、すでに、Kickass TorrentsとTorrentzが要求を受け入れており、短時間の間に目録からファイルが消えて行っている。

 また、HBOでは、インターネット上の海賊行為を追跡する専門企業、IP Echelon社の助けを借りて著作権侵害者を突き止めている。このIP Echelon社は、HBOの他にもパラマウント、ソニー、コロンビアなどの映画会社をクライアントとして抱えており、現に著作権侵害行為が行われているIPアドレスを探知する独自のソフトウエアを備えており、その詳細をクライアント会社に送っている。その一方で、ISPに宛て、警告状を該当するアカウントに送るよう依頼している。

 それだけでなく、ISPには、ユーザーが料金を支払って「ゲーム・オブ・スローンズ」を観賞できる正規のチャンネルを知らせるよう要求している。この警告状は海賊行為に対して直ちに法的措置が取られるというものではないが、著作権侵害の違法行為を思いとどまらせる十分な効果がある。

 今年初め、「Dallas Buyers Club」のスタジオ、海賊行為のインターネット・ユーザーに対して「弁済するか訴訟を受けるか」という通告を送る協力を求められ、これを拒否したISPとの間で裁判が行われた。結局、オーストラリアの裁判所は、「ISPは、著作権保持者に対して、海賊行為を行ったと疑われるアカウントの氏名住所などを教える義務はない」と裁定を下した。

 現在は、著作権保持者が、ISPに著作権侵害行為が疑われるアカウントへの警告状送付を依頼することができるにとどまっている。
■ソース
Game of Thrones pirates get warning letters from HBO

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