テルストラ・インターネット・ネットワーク、金曜日以来不通続く

通信オンブズマンに苦情が急増、深刻な事態と専門家の指摘

 テルストラのインターネット・ネットワークは昨年から今年にかけて何度か故障し、その度に「通信量無制限」の日を設けて埋め合わせることをしてきた。5月にも20日からネットワークの不調が続いており、国内通信オンブズマンにはインターネット利用者からの苦情が急増している。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 20日以来、テルストラ社はオンラインで「ADSLとNBNの不調はすべて解消した」と掲示したが、その度に掲載を取り消し、まだトラブルが残っていることを認めなければならなかった。ユーザーはABC放送に対して、「テルストラのインターネット・ネットワークの不調はビジネスや家族の連絡にも支障を来している。テクニカル・サポートに電話して4時間も待たされた」などの苦情を訴えている。

 一方、2016年第一四半期に通信オンブズマンに寄せられた苦情の35%がインターネット問題で、2015年同期の26%から跳ね上がっている。また、苦情総件数は31,297件で、2015年同期から5.6%増えている。

 豪通信消費者行動ネットワークのナレル・クラーク氏は、「インターネット不通やインターネットに関する苦情は増えており、通信事業者、ISP全体に警告を突きつけている。通信事業者もISPも真剣にサービスに取り組まなければならない。ユーザーは彼らのサービスに依存しており、そのサービスに金を払っているのだから」と述べている。

 また、「テルストラ・ネットワークの故障は2016年に入って4度目だ。テルストラの通信ネットワーク・インフラストラクチャの信頼性そのものに疑問がある。由々しい事態だ」と語っている。

 一方、テルストラ社広報担当者は、「20日のNBNに関連したネットワークの故障は解決した。ごく少数のユーザーがまだ接続がうまくいかないと訴えているため、案内を続けている」と語っている。
■ソース
Telstra outage continues as internet service complaints rise across Australia

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