郵便局の最新鋭自動区分機が大ミス

4万個の小包を誤区分で配達混乱

 オーストラリア・ポストが導入した最新鋭の小包自動区分機が全国で不調を起こし、推定毎日4万個の小包が誤区分されていると報道されている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 オーストラリア・ポストは新型機を総経費5億ドルでシドニーとメルボルンで導入した。新区分機はこれまでの機械より速く、またより大きな小包を扱うことができる。しかし、毎日扱われる小包の約20%が機械の誤区分のために間違った住所に運ばれていると想定している。

 誤区分小包の数は変動が激しいが、ABC放送が目撃した内部資料によれば、このトラブルで1日に32,911個の小包が滞貨になっている。

 この機械はオーストラリア・ポストが最新鋭と呼んでいるものだが、一部のバーコードが読み取れず、宛先と差出人の区別もできないことがある。先月にはシドニーからメルボルンに宛てられた小包がメルボルンに行ったまでは良かったが、そこからシドニーに送り返され、さらにウロンゴンンに行き、ブリスベン、メルボルン、再びシドニーに回送され、3週間以上が過ぎてからようやくメルボルンの正しい宛名に届けられた。

 オーストラリア・ポストでは、「時折、個々の小包で問題が起きることがあるが、システムのデータはこれまでよりはるかに正確だ。新型機械も申し分なしだ。各施設で毎日何十万という数の小包を扱っている」と発表している。しかし、通信労組(CWU)では、「機械導入以来小包区分で問題が起きている。機械が正しく動作しないため、郵便局員が利用者に迅速に小包が届くよう努力している。また、臨時労働者の雇用が増えているが、そのようなことを続けるわけにもいかない。しかし、最新鋭機械のおかげで仕事が増え、残業も増えているため、「住宅ローン返済機」と呼ばれていると語っている。

 また、「この機械はオランダで造られ、オーストラリアで造られた。ところが5種の追加ITシステム載せているため、お互いに相性が悪い」と語っている。
■ソース
Australia Post’s state-of-the-art sorting machines misdirecting thousands of parcels

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