エネルギー価格、来月から値上がりの見込み

ただし、長期的には値下がりの予測

 NSW、QLD、SA、ACTの州、準州では、7月1日からエネルギー価格が年間$600程度上昇する見込みと伝えられている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 この値上げは東部諸州でエネルギーの価格統制が敷かれており、年に1回の見直しに基づくもので、VIC、TAS両州は見直しの期日が異なるため、新価格は2018年1月から実施される。

 現在のところ、大手エネルギー企業のAGLだけが7月1日の値上げ新料金を発表している。

 AGLの新価格制度では、ACTがもっとも大幅な値上がりになり、電力料金が19%上昇、ガス料金が17%の上昇になる。また、SA州も電力料金が年間18%の値上がりになる。

 大陸東部の大手エネルギー企業のEnergy AustraliaとOrigin Energyはまだ料金改定を発表していないが、いずれも状況を検討し、近々発表するとみられている。

 ACTの競争監督官庁は、「2017年5月までの1年で卸売り電力価格が2倍以上になった」と発表しており、あるエネルギー・コンサルタントは、「今年初めの先物市場の状況を考えればこのエネルギー価格高騰は十分い考えられること。先物市場の価格がそのまま消費者価格に載せられれば、208年度のエネルギー消費者価格は総額110億ドルになる」と語っている。

 ただし、「エネルギー先物市場はすでに下がり始めているが、現在の価格を引き下げるには少し遅すぎる。多分、これから1年先に値下がりが始まるのではないか」と語っている。

 QLD州は州営の発電所が価格据え置きにするよう指示を受けており、この決定がNSW州の電力消費者にも影響してくると思われる。ただし、QLD州の競争委員会は、電力価格の7%から8%の値上げを認めることを明らかにしていた。
■ソース
Energy prices set to jump next month despite futures prices expected to fall again

新着記事

新着記事をもっと見る

NICHIGO CHANNEL

新着イベント情報

新着イベントをもっと見る