フェアファクス・ジャーナリスト、Qulls賞受賞

受賞の弁でフェアファクス人員削減言及
 

3月18日、メルボルンで開かれたQulls賞授賞式で、フェアファクス系ジャーナリストのアデル・ファーガソン氏が受賞の挨拶でフェアファクス・メディアのジャーナリスト大量解雇に言及した。

ABC放送(電子版)が伝えた。

アデル・ファーガソン氏は、いわゆるインベスティゲーティブ・ジャーナリスト。VIC州メルボルンで開かれたQuills授賞式でグレアム・パーキンズ・ジャーナリスト賞を受賞した。ファーガソン氏は、受賞の挨拶でフェアファクス・メディアの人員削減に言及した。Quills賞は、毎年、優れた功績を立てたVIC州のジャーナリスト、報道写真家、ビデオ・カメラ撮影家、マンガ家、イラストレータ、編集者などを対象としており、グレアム・パーキンズ今年のジャーナリスト賞は、Quills賞授賞式で授賞される。

フェアファクス・メディアは、コスト削減を狙いとして、シドニー・モーニング・ヘラルド、エージ、オーストラリアン・ファイナンシャル・レビュー各紙の編集部員120人の削減を計画しており、社員がストに入っている。ファーガソン氏は、2015年にABC放送の時事番組「Four Corners」との協力で、7-Elevenフランチャイズ・チェーン店が従業員の賃金を最低賃金の半分の水準に抑えていたことを突き止め、エージ紙で特集した。

この報道で、オーストラリアの7-Eleven幹部が辞職、同社は、アラン・フェルス元豪競争消費者委員会委員長を指名して調査パネルを設立して正当な賃金を受け取れなかった従業員の未払い分を取り戻す支援をすることになっており、一方、Fair Workオンブズマンは、さらに従業員を搾取したフランチャイズ店の経営者を訴追するとみられている。

ファーガソン氏は、「社員が減れば、私や他の人々の仕事が難しくなるだろう。まことに気の重い成り行きだ。誰も残らなくなるまで人員削減が続くことのないよう希望する」と語っている。また、メディア・エンターテインメント・アーツ連合(MEAA)は、「120人カットは編集部の4分の1を減らすことになるはず」と発表、授賞式でもジャーナリストが、「Fairgo Fairfax」のTシャ着用で列席していた。また、メディア関係のプロフェッショナルも、上質なジャーナリズムに尽力するファーガソン氏やフェアファクス社員支持のツイートを送っている。

 
■ソース
Fairfax journalist Adele Ferguson accepts top award ‘with heavy heart’ amid job cuts

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