2016年アーチボルド大賞、マスター・シェフが搬入室賞に

他の賞に先駆けて発表、ベティナ・フォーベル=オグデン受賞

 肖像画コンテストとして知られるアーチボルド大賞の2016年コンテストは、7月7日に最終選考が発表された。搬入室職員が選ぶ、「搬入室賞」には、他の賞に先駆けて、テレビ番組「マスターシェフ」の審査員の一人、ジョージ・カロンバリスさん(37)を描いたベティナ・フォーベル=オグデンさんの作品が選ばれた。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 リネンに油彩のこの肖像画の受賞に、カロンバリスさんは、「私はただの料理人だし、初めのうち、絵のモデルになることは気が進まなかったが、応じて、3回、モデルとして立った。まる1時間じっと立っているというのは初めての経験だった。創造するというのは美しいことだし、モデルとして立って、画家が自分の作品に精魂込め、このような作品に仕上げるのを見ているだけでも素晴らしい体験だ。昨日は、デザートを作るのにキャラメライズ・チョコレート・ムースを絞り出していたが、今日はこんなすごいところに立っているんだから、まったく信じられない」と語っている。

 フォーベル=オグデンさんは、「カロンバリス氏を8か月か10か月ほど追い回した。私はマスターシェフの熱狂的ファンで、番組では彼をずっと見てきた。モデルになってもらえてラッキーだと思う。彼は非常に心の広い人だし、私も幸せだ」と語っている。

 さらに、「肖像画を描くのには3回モデルに立ってもらって、6週間かかった。無我夢中で仕事をして、モデル中はしゃべらず、動かずとお願いした。彼はそれが大変だったと言っている。その6週間の間、私は3食を絵の前で食べるほどだった。自分の思い通りに描けたと思う」と語っている。

 今年の大賞応募作品は830点、最終選考は51点。11点が自画像、24点が最終選考に初めて入った出品者の作品。搬入室賞は1991年に創設された。
■ソース
Archibald Prize 2016: Portrait of MasterChef’s George Calombaris wins Packing Room Prize

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