リンツ・カフェ事件犯人のガールフレンド、殺人容疑で有罪

マン・ハロン・モニスの前妻をめった突きの上に焼き殺す

 11月3日、NSW州最高裁は、リンツ・カフェ人質事件の死亡容疑者のガール・フレンドの殺人容疑裁判で被告人を有罪と判断した。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 リンツ・カフェで従業員、客らを人質にとって立てこもったマン・ハロン・モニス死亡被疑者のガールフレンド、アミラ・ドロウディスは、2013年4月にシドニー首都圏西部ウェリントンのアパート・ビルでモニスの前妻を殺害した容疑でNSW州最高裁で裁判を受けていた。

 前妻の女性は18箇所を刃物で刺された上にペトロールを浴びせられ、放火されて死亡した。被害者の氏名は法的理由で公開されていない。モニスは同じ事件で従犯容疑に問われ、保釈中の2014年12月にリンツ・カフェ立て籠もり事件を起こし、人質1人を殺害したが、直後に突入した警官隊に射殺された。

 陪審員を置かない判事だけの裁判でピーター・ジョンソン判事は、「モニスが犯行を計画し、ドロウディスが実行したと認められる」と判断したが、「モニスは第三者を雇って前妻を殺させた」という弁護側の陳述に対しては、「モニスは殺人者を雇う金を持っていなかった。また、被害者はめった突きにされた上に焼き殺されており、一時の激情にかられた素人の犯行であり、職業的な殺人者の犯行ではない」と否定している。

 また、ドロウディスとモニスは、2003年にドロウディスの母親がモニスを心霊治療家として予約を取った際に初めて出会った。2008年7月には、ドロウディスはイスラムに改宗し、名前もアナスタシアからアミラに変えている。また、11本のビデオに出演し、ウサマ・ビン・ラディンを称賛し、9月11日の米本土多発テロ事件、張り爆弾事件、ホロコーストについても喜びを表している。

 しかし、ジョンソン判事は、「モニスは、ドロウディスがモニスの命令に逆らわないことを利用した」として、モニスが主犯との含みを残している。
■ソース
Amirah Droudis found guilty of murdering ex-wife of Man Haron Monis

新着記事

新着記事をもっと見る

NICHIGO CHANNEL

新着イベント情報

新着イベントをもっと見る