レベル・ウィルソン、名誉毀損で豪女性雑誌に勝訴

「中傷記事で仕事失った」認められ、450万ドル

 ハリウッド女優のレベル・ウィルソンさんは、オーストラリアの女性雑誌の出版社を相手取って名誉毀損の訴訟を起こしていたが、裁判所はウィルソンさんの言い分を認め、ウィルソンさんの要求していた700万ドルを減額、450万ドルの支払いを出版社に命じた。ウィルソンさんは、賠償金をチャリティまたは社会的な目的に寄贈するとの発言をしている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 敗訴したバウアー・メディアはドイツなどヨーロッパを本拠地にしているが、ウィルソンさんが訴えた記事はオーストラリアのWoman’s Dayで国内週刊誌としては最大級の発行部数を誇っている。また、今回の450万ドルという賠償額判決は名誉毀損訴訟としては国内最大額。

 ウィルソンさんの弁護人を務めたリチャード・レダー弁護士は、判決後、メルボルンのVIC州最高裁外で勝訴の言葉を語った。2015年、Woman’s Dayはウィルソンさんに関するシリーズ記事を出版、合計8本の記事でウィルソンさんの人格などについて書かれた内容のためにウィルソンさんは映画出演の仕事を失ったとして、同誌を訴えていたもので、ジョン・ディクソン判事も記事の内容は「意図して原告を引きずり下ろそうとした悪意のこもった記事」と認めた。また、提訴以前にウィルソンさんがバウアー・メディアに20万ドルの賠償金で和解する提案も行っていたことが法廷で明らかにされた。

 賠償金額についても、バウアー・メディアが事実関係を適正に調査することを怠り、内容が事実ではないと知りつつ記事を発行したとして、「雑誌記事は世界中で出版されているため、名誉毀損の被害も莫大な規模になる。裁判の過程で、世界のメディアが注目する中、バウアー・メディアは記事が事実であるかのように描いたり、ごく些細な、深刻に受け取られないような記事であるかのように描くことに懸命になった。ウィルソン原告の評判や高潔性を不正に毀損し、女優としての商品価値を世界の映画市場で損ねた」と判決を読み上げている。賠償金の他、バウアー・メディアは裁判費用の負担も命じられた。

 2017年6月、ウィルソンさんは、「賠償金はすべてチャリティ、スカラーシップ、またはオーストラリアの映画産業に投資し、雇用増大に役立てる。自分はロール・モデルになることを真剣に考えている」とツイートしている。
■ソース
Rebel Wilson awarded $4.5m in damages over defamatory magazine articles

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