TAS州、ペンギン9羽殺害の男に有罪の評決

本人否認、弁護士は精神障害で弁護

 2年前にTAS州の海岸でペンギンを大量に殺害したとして動物虐待容疑で21歳の男の裁判が行われているが、陪審員は男に有罪の評決を下した。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 2016年1月1日の事件について、ジョシュア・リー・ジェフリー被告人は犯行を否認しているが、ペンギン9羽の死亡損傷障害を招く加重動物虐待行為および許可なく保護野生動物の売買所有の容疑について有罪の評決を受けた。

 被告人の弁護人、グレッグ・リチャードソン弁護士は、「精神鑑定を受けた結果、被告人は8歳の時から精神障害を負っていることと判定された」と主張した。

 タマラ・ジェイゴ簡裁判事は、量刑言い渡しの前に被告人に精神鑑定を受けさせるため、2か月の休廷を言い渡した。

 検事側の陳述によると、目撃者のルーク・ウィリアムズ氏は、サルファー・クリークのキャンプサイトで大騒ぎする音を聞いたため、調べに行って9羽のペンギンの死体を見つけた。検事側の証拠書類では、「ジェフリー被告人はペンギン6羽を棒で殴り、殺害したとしている。

 警察のハリー・バース弁護士は、若い男子の証言で、その男子とジェフリー被告人がペンギン6羽を棒で殴り殺したという証言を得ていると述べた。また、法廷に提出された証拠書類でペンギンの死体はいずれも鈍器による殴打の場合と同じ骨折を負っていた。

 バーズ・タスマニアのドクター・エリック・ウィーラーは、「ペンギンはか弱い動物だ。ペンギンが襲われたと聞いた時にはショックを受けた。世界にペンギンは17種しかおらず、これはもっとも小さい種だ。成体でも体重は1kg程度、身長は30cm程度にしかならない。このような無害無抵抗の生物を襲うなどというのはまったく言語道断」と語っている。
■ソース
Joshua Leigh Jeffrey found guilty over ‘disturbing’ killing of little penguins in Tasmania

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