元ワン・ネーション顧問、暴力で夫婦関係を支配

前妻強姦で懲役5年、ただし2年後に執行停止

 7月27日、前妻を強姦した他暴力行為を働いたショーン・ブラック元ワン・ネーション党連邦議員顧問に懲役5年の量刑が言い渡されたが、2年3か月後に刑の執行が停止される。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 今月初め、ブラックは、2007年に浴室で前妻のタニアさんを強姦した他、階段を突き落としたり、故意にタニアさんの手をドアに挟むなどした疑いで有罪判決を受けている。しかし、別の暴力事件については無罪の判決を受けた。

 量刑言い渡しの際に、グレン・キャッシュ判事は、「ブラックが夫婦関係を支配するためには暴力もためらわないことは明らかだ。被害者は妻というだけではなく、子供達の母親でもある。女性を自分の所有物のように扱うことは誰にも許されない。ブラック被告人は過去にも妻が幼児を抱いている時や子供がそばにいる時に2度も妻に暴力を働いている。また、妻がシャワーを浴びている時に妻を見て、「簡単に擦り傷を負うのは栄養が悪いからだ」と語り、「被告人は妻に暴力をふるうことをやめなければならないところだったが、被告人はそれが面白くなくて、妻の髪をつかんでシャワーから引きずり出し、強姦した。その夜、被告人は、被害者が被告人の妻だから強姦にはならないと語った」と判決主文で述べている。

 さらに、「被告人は実質的に更正を果たしており、再犯のおそれは少ないが自分の行為を悔いておらず、判決においてもそれを考慮した」と語った。

 被害者のタニアさんは、強姦事件の裁判で被害者が心理的に強姦されている時の心理を再現させられることは不公正だとして強姦被害者の証言の手続きを改革するよう、QLD州政府の法務長官に宛てて書簡を送っている。

 ブラック被告人は、2017年に強姦・暴力行為で起訴された後も5か月にわたってマルコム・ロバーツ・ワン・ネーション党議員のメディア・アドバイザーを務めている。
■ソース
Former One Nation adviser Sean Black sentenced to five years’ jail for raping his former wife

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