母親18か月、祖母3か月の禁固刑判決

親権の合意破り、3年間子供を父親から隠す

 離婚した後、親権問題で合意があったにもかかわらず、2人の子供を連れ去り、3年間子供とともに雲隠れしていたブリスベン在住の女性(49)が18か月の禁固刑を言い渡された。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 連邦巡回裁判所のマイケル・ジャレット判事は、「被告人は、前夫との親権の合意を甚だしく軽視した」と判決理由を述べた。

 がんを患っている祖母(74)も、自分の娘と孫の所在を明らかにしなかったととして最低3か月の禁固を言い渡された。

 被告人の女性は、「前夫は暴力的で子供を虐待し、私の命まで脅かしていた」と主張したが、ジャレット判事は、「被告人の主張を裏付ける証拠がなく、全く信じることができない」として被告人の主張を退けている。

 2014年に家裁が、「親権を母親と父親の間で等分に分けること」を命じたが、女性は支援者の間の秘密の連絡網を頼り、子供を連れて当局から姿をくらました。

 連絡網の支援により、3人はいくつかの住所を転々とし、電話や銀行口座さえも使わず、杳として消息がつかめなかった。しかし、2017年後半に連邦警察(AFP)が、3人が祖母の家に移ったことからブリスベン北部の居所をつかんだ。

 女性は、誘拐その他の犯罪では起訴されておらず、8月3日、女性は親権の合意を破ったことで法廷侮辱罪有罪を認めた。ジャレット判事は、「子供2人は父親との関係を築くことを妨げられた。それだけでなく、住所を転々とすることで子供2人に深い心理的傷を残した。被告人は改悛の情も示しておらず、罰金刑では軽すぎる」としており、子供2人は父親に引き取られ、今後父親と暮らすことになると伝えられている。

 女性の母親は、親子の所在を明らかにするよう求められたが、6か月近く当局に告げないまま3人を自宅に匿っていたことから、法廷侮辱罪で有罪を認め、6か月の禁固刑で3か月後に執行を停止する判決を言い渡された。

 2人の被告人の弁護士は、「2人は控訴しない」と発表している。
■ソース
Mother jailed for hiding kids from their father for three years despite custody agreement

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