特殊部隊員、女性スパイに拳銃向ける

昨年、アフガニスタンで不祥事の疑惑

 2014年10月になって突然、2013年12月にアフガニスタンで豪軍の男性特殊部隊員(SAS)が、豪政府の海外専門諜報機関ASISの女性エージェントを拳銃で脅すという不祥事が起きていたことが報道された。この不祥事は現在政府が2つの調査を並行して進めている。

 事件は、Inspector-General of Intelligence and Security (IGIS)のビビアン・トム博士の年次報告書に記載されていたために一般国民にも明らかになったもので、トム博士は、「海外で重大な事件が起きており、Australian Secret Intelligence Service (ASIS)が武器を携帯使用したことに関する調査を再開した。結果的に死傷事故にはならなかったものの、死傷事故になる可能性も大きい」と述べている。

 ABCの報道によると、豪軍最精鋭のSAS部隊員とASISエージェントの2人は一緒に酒を飲んでおり、また2人とも拳銃を携帯していたことも明らかにされている。また事実関係にも諸説があるが、SAS隊員はふざけ半分でもなく、本気でASISエージェントに拳銃を突きつけて威嚇したとされている。

 報道によると、アフガニスタンでは、ASISが危険地域に入る時にはSAS隊員がこれを護衛することになっている。また、この事件は国防省でも調査を進めている。連邦議会上院での証言でニック・ゼノフォン無所属議員の質問に対して、マーク・ビンスキン空将は、「調査は完了していない。現在IGISでも調査しているため、私がその問題について話すことはできない」と証言した。(NP)

http://www.abc.net.au/news/2014-10-22/defence-probing-incident-involving-sas-soldier-and-spy/5833604

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